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半信半疑
お久しぶりです。
「なんで…?」
「なんでって、今見てるこの光景が良いんだよ。良悪TTは、その人が幸せになれる方の光景を見せてくれるんだよ。」
「そうなんだ…」
この時の僕は、半信半疑だった。そんな訳ないって思いつつ、「もしかしたら」っていう期待も持っていた。
部屋に着いてから、僕は暫く考えた。自分を変えるか逃げるか。逃げたら楽な事もあるけど、光を手にする事もある。でも、もし傷つけられたら…?答えを出すのに、かなりの時間を要した。
あの光景を見てから、半年が経った。僕は、あの黒い布を捨てた。始めは怖かったけど、クラスの皆は僕を受け入れてくれた。そして、友達が出来た。




