異世界ですか、そうですか。(彩音side)
2日間放置しててすみませんでした…
今回は瑞紀に置いてかれた
クラスメイトたちのお話です。
……中々たくましい人たちですね!
「ここは誰? 私は何処?」
目が覚めたら見知らぬ森の中に居たのでとりあえずお決まりのセリフを言ってみる。
「いや、知るわけないじゃん。
何あんた建築物?」
「はwww違うしwww」
草生やしすぎじゃねとか言われそうだけど
まあ現実逃避。
会話の相手は同じクラスの悪友早川美都里。
ちなみにここに男子は居ません。
何故って?
それはここが女子校だからだ!(威張るとこじゃない)
ついでに隣の瑞紀に声をかけようとしたら…
居なかった。
存在自体かき消えたみたいに居なかった。
いやそんなこと分かるわけないでしょとか言ってはいけません。
突っ込まれたくないお年頃なのです。
「なー瑞紀いないんだけどー」
「そこらへんに転がってんじゃね?」
仮にも友達相手にひどい私達。
ただおそらくあの馬鹿は私達を置いて逃げたに違いないのでおあいこです。
「おはよー彩音ー美都里ー。」
前の方から声をかけてきたのは五月雨愛。
「おーおはよー。」
「あれ、愛ちゃん起きたん?」
「うんーでここ何処なん?」
「知らん。あれちゃうん、美都里が好きな…
なんやっけ異世界召喚?ってやつ。」
「な……米を探せー!!!!」
「「そこかよ!美都里!」」
……とりあえず米を探すそうです。
ー完ー