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召喚勇者の娘です!  作者: 淡雪桜
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商業ギルドですよ!

「すみません、登録お願いしたいのですが」

商業ギルドの中は冒険者ギルドとは違った活気に満ち溢れている。

「商業ギルドへようこそ!

この書類に必要事項を記入して下さい。」

受付の女性から書類を受け取り、近くの席につく。



【商業ギルドへようこそ!】


お名前*[ シャルロッテ ]

年齢 [ 15歳 ]


備考欄*(どのような仕事が得意か、など)

[主に針仕事や家事、子供の世話が得意です。魔法が使えます。]


*記入し終わったら受付に提出してカードを受け取り、説明を受けてください。

あなたのこれからの人生がより良いものになりますように!



「こんな簡単でいいのかなぁ…」

商業ギルドのカードは一応身分証として使える大切なカードである。

出身地も現住所も確認せずに発行して良いものとは思えないのだ。

「まあ、宿屋暮らしとかの人も多いしね。」

とりあえず自分を納得させ、書き終わった書類を受付に提出する。

受付の女性は記入欄をチェックした後、

直ぐに奥に持って行った。

「どうぞ、カードになります。

カードの再発行には銀貨1枚かかりますので

なくさないようご注意ください。

商業ギルドについての説明は必要ですか?」

「はい、お願いします。」

昔一通り勉強したことがあるが、今も同じとは限らない。むしろ1000年も経って同じならこの世界の住人に心から失望しそうだ。

「わかりました。

商業ギルドではまず家政婦やベビーシッター、店番などの依頼を取り扱っています。

この辺りは隣の冒険者ギルドとかぶるところがありますので両方登録しておくことをお勧めします。依頼をこなすと依頼達成料金と共に【経験値】が付与されます。

この【経験値】が高くなるほど高度、高額な依頼を受けることが可能になります。

また、他にも市場の場所の確保、仕事の紹介等もしておりますが、あちらもそれなりに

【経験値】の高い方を望まれますので先にいくつか依頼をこなすことをお勧めします。

ギルドへの上納金は依頼達成料金の2割となっております。ここまでは大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫です。」

「では次に商業ギルド内の揉め事についてはギルドマスターの仲介の下和解していただきます。また商業ギルドを通して受けていた依頼を故意に横取りされた場合は商業ギルドに正式な訴えを出していただければ相手を罰した上で依頼達成料の半分が付与されます。

ご説明させていただけるのはここまでです。

何か質問はございますか?」

「いえ、大丈夫です。ありがとうございました。」

「いえ、仕事ですので。

依頼はあちらの掲示板に掲示してあります。

受けたい依頼があれば紙を剥がして受付まで持ってきてください。」

最後まで無愛想な受付の女性に頭を下げて、

私は掲示板に向かった。

お読みいただいてありがとうございます。

商業ギルドの仕組みがよくわからなかったので捏造してみました笑

今日は後2、3話投稿する予定です。

よろしくお願いします。

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