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オラン・ハングバートンの舞踏会

今日は母様に無理矢理、舞踏会に連れられてしまった。俺にとっては苦痛だ。中流貴族のそれも5男坊の俺なんかと結婚したいとか思う女がいるとは思えない。


(今日も隅で食事でもしながら過ごすか…)


俺の姉様であるハフル姉様とフル姉様は結婚相手を探しに一緒に来ている。恐らく、ハフル姉様とフル姉様が気に入れば結婚するのは早いだろうな。


―――――

――――――――――


今日もいつも通りの舞踏会を過ごして乗ってきた馬車に乗ろうとしたらどこかの執事から手紙を貰った。


「お名前はここでは出せませんがオラン・ハングバートン様には良い話だと思っております」


手紙か……。こんな男のために書いたのだな。ハングバートン家に戻ってから見ることにしよう。


―――――

――――――――――


[オラン・ハングバートン様]


私はこの世界の王様であるクン・フィーレントの五女のミカーシャ・フィーレントと言います。実は私は前の舞踏会で貴方を見た時に一目惚れしました。オラン・ハングバートン様のご用事が良ければ1週間後に王都へ来ていただきたいと思っております。


[ミカーシャ・フィーレントより]


困ったことになった。この世界の王様であるクン・フィーレントの娘が俺に一目惚れ?有り得ないだろ。こう言いたいことだが実際的には本当の事なのだろう。ここから王都までなら馬を使って3時間ほどで着ける距離にある。


「行きたくはないけと行くとするか……」


行くとしても父様と母様に報告しないとな……。面倒だな……。

次回はオラン・ハングバートンと王女が会います

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