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オレン・フィーレントの幻想的な魔法

何時もより短いです……

「リトレイア師匠。本当に来たんだな」

「もちのろんよ。私の初の弟子のタキシード姿なんて目に焼きつけないとね」


王様は今も唖然とした。リトレイア様は先々代の王様から王宮魔術師として居てくれた。そんな彼女に多くの弟子希望者が殺到した。しかし、リトレイア様は一切弟子を取ろうとしなかった。


それに、人の前に出ることが嫌いな人でもあった。趣きの場に出るのは王様の交換式のみだった。


―――――

――――――――――


リトレイア師匠が来てから少しして舞踏会も終わった。今はミカーシャと俺とリトレイア師匠と庭に来ている。


「オレン様は魔法を使えたのですか?」

「そう言えば言ってなかったね。今ここで簡単に見せてあげようか」

「お願いします!!」


(さて、何を見せようか……)


まずは氷魔法を使って氷の三角錐を作ってみた。遊び心で三角錐の中に三角錐を作った。これ位は師匠から教わって出来た。


「きれい…」


三角錐に電魔法の電を三角錐に浴びせて、氷の色と電の黄色が幻想的な色合いを醸し出している。


そこに火魔法を発動する。師匠の教えで燃える火魔法と燃えない火魔法の操作を教えてもらった。その、教えてもらった燃えない火魔法の火を三角錐の中に入れる。


これによって、氷と電と火の幻想的な光景が目の前には広がっている。


「きれいですねぇ…」


ミカーシャがそう言ってくれてよかった。


「あんな何にも魔法を使えなかったオレンちゃんがこんなにまでなるなんて。う、うっ」


何だよ。泣いちゃってるじゃんかよ。


「フィナーレだ」


光魔法を発動して無数の光の線を出して縦横無尽に光を移動させて最後に一つにまとめる。最後に三角錐を目一杯上に上げてそれを一つにまとめた光で貫いて氷の三角錐を壊した。


その三角錐の破片はキレイに散り散りに上から降ってきた。


「きれいですねぇ」

「あのオレンちゃんがーーー」


そんなに喜んでもらって光栄ですよ。


ちなみに、隠れているようどけど王様が隠れて俺の魔法を見ていたのは直ぐに分かった。

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