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ミカーシャ・フィーレントのお茶会

お茶会なんて書いてありますがお茶会要素はねーです

今日はどこにも行かずのんびりする事にした。最近はこんなに自由に行動していてどうかなと思う時もある。この事をクレントさんに聞いてみたらこんな事を言われた。


「気にしないで下さい」


これだけだ。何となく言いたい事もあるにはあるけど気にしないでいいなら気にしないで今のままでやらせてもらうだけだ。


―――――

――――――――――


「今日は姉様方と月1のお茶会なんだ」


「そうなんです。第一王女のクナセット姉さまから第五王女であるミカーシャの五人なんですよ。最近は専ら聞き専門ですけどね」


「大変だね」


「大丈夫です。では、行ってまいります」


「わかったよ。楽しんでおいでね」


「はい!!」








(オレン様の前ではあんな風には言えたんだけどな〜)


ミカーシャは大いに悩んでいた。ミカーシャはお茶会が大の苦手だった。小さい頃から姉様方とは話す機会は少なかった。それが、結婚してからと言うもの強制的に参加させられてしまうんですよね。別に嫌がらせとかじゃないんですけど……。


―――――

――――――――――


「ミカーシャ久しぶりね」


「お久しぶりです。クナセット姉さま。イーエント姉さま。ニナント姉さま。ニナート姉さま」


「前置きはこれくらいでいいのよ。聞かせて頂戴」


「「「「オレン様の近況を」」」」


これが嫌な理由だ。姉さま方は別にオレン様の事を好きという訳ではないようです。どちらかと言うと母性本能がくすぐるらしいて言う事らしいです。


―――――

――――――――――


「――――――と言う事がありましたわ」


「そうなの〜」


「やっぱり。オレン様は素敵な方ねー」


「その通りですわ」


「いいわ〜」


最近はこの光景にも慣れました。最初の頃よりは幾分かは気持ち的に楽にはなっている。


「姉さま方は夫さまがいるのにこんな話してていいのですか?」


「心配ないわよ。私たちのオレン様への感情は母性本能だけよ」


「その通り」


「夫は大好きだもの」


「そうよそうよ」


その後もオレン様の話を話したり、姉さま方の夫さまへの不安を隠すことなくぺちゃくちゃと話してました。


―――――

――――――――――


「お茶会は楽しかった?」


「楽しかったですよ(オレン様の話題が三分の一でしたけど……)」


「オレン様は何をなさってたんですか?」


「色々とやってたんだよ」


「そうなんですか」


色々と何をやってたのでしょうかね?オレン様の自由ですし聞こうとは思いませんけど。

何か中身のない話になってた気がする……

次の色々とやってたオレン・フィーレントの話は内容は有る筈です……

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