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オレン・フィーレントと従者のお出掛け

今日は王宮内でゆっくりする事にした。理由としてはミカーシャが寒くてベットから出たくないのが理由だ。ここ2週間でこういう事にも慣れてきた。


(さて暇になってしまった。どうするか。外に出て探検する事も有りだ。王宮外にある図書館で本を見るのも有りだ)


―――――

――――――――――


今日は図書館に行くことにした。図書館に行くのは流石に一人じゃ行けなくなってしまったからクレントさんに付いて来てもらえることになった。


「すいませんね。昨日の今日で又外に行ってしまって」


「私は従者ですから。して、オレン様は図書館でどのような事を知りたいのですか?」


「そうですね……。ハングバートンの時は家の中に図書館並の部屋があってそこでは魔法について書かれている本を読んでいましたね。今回は魔法についての本と冒険者の本についてですかね」


「オレン様は魔法が使えるのですね」


「使えると使いこなすでは訳が違うんですよ。俺は使えるだけですから。もう少しでも上手く使えるように頑張ってはいたんですよ」


「そうなのですか。私としては魔法が使えるだけで羨ましくなってしまいますよ」


魔法を使えるモノは限られている。もし、魔法をもっと自在に使えていればハングバートン家でもイイ待遇は受けれたかもしれない。そしたら、ミカーシャとは会えなかったけど。


「冒険者についての本を読みたい理由は何なのですか?」


「理由としてはちょっとした憧れがあるからですかね。貴族生まれだと流石に無理でしたし。もっと色んな冒険者の方について知ってみたいんですよ」


「なるほど。では、行きますかね」


「お願いしますね」


―――――

――――――――――


図書館に着いたら図書館で働いている人に案内してもらった。魔法について書かれている本が集まっている所に案内された時は愕然とした。量が多過ぎる……。


「どんな本がいいですかね?」


「そうですね…。オレン様からの話を加味して最もいい本は[魔法大辞典by.魔法師一同]ですかね」


「その本は魔法師の方々が作られたんですね」


「そうですね。魔法について詳しく書かれていますしちょうど良いかと思いますよ」


「じゃあこれを借りてきますね」


図書館で[魔法大辞典by.魔法師一同]を借りた後はお店をぶらぶらと見に行った。気に入ったアクセサリーがあったら記念に買っておいた。


(また今度もう一度ミカーシャと来ることにしよう)

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