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夢の続き  作者: 青山長英
初章
6/19

#5 真夏のプールにて

できれば縦で読んでみてください。

 「あっちー」今日はいつもより一段と暑い。

だってもう7月中旬。水泳の授業もそろそろテスト詰めで大変な時期。

 

 ザワザワ・・・。授業中にもかかわらず、しゃべりまくっているクソビッチたち。

その話の的となっているのは空太の彼女、真涼だった。

この学校のプールは広いが、授業で使っているのは、

4つあるうちの一つで一番狭いプールだった。プールは女子と半分に区切っている。そのせいで相当近い距離に男女が泳いでいる。

空太は思った。「何で別のプールを使わないんだろう。」

 

 この学校の理事長はやる気がないお坊ちゃま気質。

肩書きだけの存在でしかない。しかし、自分が不機嫌だと学校の事をむちゃくちゃ言い出して、実行しないと・・・・・・。

 

 「空太・・・。」囁いたような声で名前を呼ばれた。

「どうした、真涼?」意外と冷静に答えた。

「何を考えているの?」

「いや、ちょっと・・・。」言えるわけがない。

「ちょっと何?御神くん。」現れたのはタオルを肩にかけた七海だった。

「なんでもないよ。」

「ふーん。どうせエッチなことでも考えていたんでしょ!?」

「な、何を言ってんだよ!!」顔が赤くなった。

「あー。空太、顔が赤くなってるー。」

七海が言った。

「人が一番言って欲しくないこと言うなー!!」

興奮気味の空太。

「こんなところでイチャついてないでさっさと着替えなさい。」

注意してきたのは体育科教師の榛名ましろ先生だった。

「はーい・・。」三人はゆっくりとした足取りで更衣室へ向かい着替えた。

「もー!最近の若人は!独身の前でイチャイチャしやがったて!(コンチクショー)」


 ・・昼休み・・

いつもは一人で食べるがこの日は数人での食事だ。なぜなら

「空太~。一緒にお昼食べよぉ~」いつもよりハイテンションの真涼。

「御神くん。私も・・・いい?」照れながら七海が来た。

「じゃあ、二人とも。屋上に先行っとくからな。」

「うん」同時に二人。顔を見合わせる。

「ふっん!」口喧嘩にならなかったが今後が怪しい。


 ~このときから二人のバトルが始まった!?~

 


読破おめでとうございます(笑)。

これからもみなさまのご支援をお待ちしています♪

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