体験からですが、イジメをする奴は一人になればむちゃくちゃ弱い、いや、弱すぎるなんにもできない奴なのです。なので、イジメている奴より、いじめられている人の方が間違いなく強いのです!
これはチャンスだと思い、思いっきり力を入れ過ぎたため、ブルブル震わしながら力瘤を見せました。
偵察隊は二の腕を気持ち悪い触り方をして『太い!硬い!』と叫びました。
後から聞いたのですが、集団リ◯チの次の標的は僕だったらしいのです。
その後、何にも起こりませんでした。
イジメをする奴に強い人は一人もいないんだと確信できた出来事でした。幼少の頃からどスケベだった僕は、隣に住んでいた女の子が畑でオ◯ッコしていたら、前にまわりこんで観察したり、テレビでミニスカートのアイドルを見ると、テレビの真下でパンツを見ようと覗き込んだりしていました。
中学生活で楽しかった事は、夏になると女子達の制服越しに透けて見えるブラジャーの線を見る事でした。
ちょうどこの頃、布団の中でおちん◯んをいじって遊んでいたら、今まで経験したことがない強烈な快感に襲われました。
ここからお猿も真っ青の快感行為が日課となるのでした。
勉強もスポーツもできない僕はモテるはずもなく、恋愛どころか、女子と話すことはほとんどなく、何気なく中学校を卒業した。中学校を無事卒業した僕を待っていたのは、あらゆる中学校のワルガキどもが集結する高校だったのでした。
入学式当日、同級生の顔ぶれを見て背筋が寒くなった。
想像以上の数え切れないワルガキどもがいたのでした。
平穏に終わりそうにない高校生活の幕開けでした。
この学校で生きていくには強くなるしかない!
実話で大人気漫画である空手バカ一代の大山倍達館長が創設された直接打撃の実戦空手極真会館に入門するしかない!
待てよ!?この学校に空手部があったなあ 実戦空手だったら会費もいらないし道場に通わなくて一石二鳥だ。
すぐに空手部を見に行った。
怖い部員さんがいるのかと恐る恐る訪ねると、そこには予想外のAKB48前田敦子ちゃん似のむちゃくちゃ可愛い女子部員さんがいたのでした。『すみません』敦子ちゃん似の女子部員さんに向かって言うと、小走りに僕の1メートル手前で『はい!何かご用でしょうか?』笑顔で言ってくれた。『どうか入部させてください!』と今の僕なら言ったに違いないが、ドスケベ心よりこの時の僕は、学校生活を生き抜くために強くなるしかないという気持ちが勝っていた。
『お聞きしたいのですが、直接打撃の実戦空手でしょうか?』と聞くと、『いえ、組手は寸前で止めるんです。時々当たっちゃうことありますけどね!』と敦子ちゃんは満面の笑顔をくれた。
僕は事情を説明し、丁重にお断りした。
彼女は黒帯だった。
後に知ったのだが、いろんな大会で毎回優秀な成績で凄い女性だったらしい。
やっぱり強い人は礼儀正しく優しいなあと感じた出来事でした。
よし!極真の道場に入門だ!
道場の場所は知っていたので次の稽古日に行くことにした。
が、翌日学校帰りに、偶然中学の同級生(男子)に会った。
空手の話になり、同級生が実戦空手の道場に通っているらしい。
僕は『極真空手?』と聞いたら同級生は『いや、芦原空手』と言った。
この同級生との再会が空手人生を変えるのである(かなり大袈裟です)。