部屋
初投稿です・・・
いきなりぐだりそうですが アドバイスお願いします。
街を囲むようにして、そびえる山。
夜になると暗い山とは対照的にひかる街。
そんなどこにでもありそうな街でそだった桜井直人は地元の大学にかよっていた。
小学校のころからクラスで友達も多く、それなりに人気のあった桜井は、高校からの友達で親友の青木涼也とこれから遊びにいくところだった。
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桜井の住む小さなアパートの玄関をあけると、すでに青木は車から降りて待っているところだった。
いそいで階段をおり、車までいくと、
「おせーよ直人、10分遅刻!」
といつもながら時間にうるさかった。
「悪い悪い、 寝坊した。」
とてきとーにあわせて、車に乗り込んだ。
「んで、最近どうなの?岸原とは」
「まぁ 美咲とは順調だよ。」
岸原美咲は交際して2年になる彼女だ。 涼也は気を使ってみよじで呼んでいるといっているが、実際名前で呼べないほどの奥手な奴なだけだ。
今から美咲の誕生日プレゼントを買いに行く予定だ。
「まっ俺様が誕プレを選べば岸原も喜ぶこと間違いなしだ。」
「ぬかせ。」
とドヤ顔をする涼也をあしらいながら
道を30分ほど進めていると
突然涼也が
「あぶねぇええ!!」とさけんだ。
ふと目にはいったにはトラックが逆走してくる姿だった!
まだ500メートル程先に見えているが
どうやら運転手は眠っているらしい。
「とにかくよけろ!」
幸いまわりに車はなくなんとか反対車線によけたが、何を思ったのか、トラックももとの車線にもどりはじめた!
「あの野郎ぉお!」
そう、 トラックは 俺たちを殺す気らしい。
「ふぜけんな!」とにかくわめくしかないこの状況!
しかもトラックが近くずくにつれてだんだん見えてきた。
ほくそえんだトラックの運転手の顔、苦々しい薄笑いを浮かべてどんどんせまる。 どこかで見たことがあるような・・・ だが今はそんなことは考えていられなかった。
さらに車線をかえたが、トラックもやはりかえてくる!
トラックが目の前に迫った!
「うあぁぁあぁぁぁあぁ!!」
二人の悲鳴は無残にもトラックの乗用車の衝突音によりかき消された・・・
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いそがなきゃ! タクシーからおりて全速力ではしる。
いっきに上がる目の前の階段。
直人の母から連絡があったとき頭が真っ白になった。
「直人が・・・・直人が・・・早く病院にきて。」
声にならない声だった。
長すぎる廊下を走りきり、ついた208号室、
まず目に飛び込んできた泣き叫ぶ家族、険しい顔の医師、数人の看護婦。
そして動かない直人・・・
「直人!!!」
もうおそかった。
直人は半ば即死の状態だった。
隣には涼也の遺体と遺族がいた。
もはや何も考えられなかった・・・ 誰よりも大声で泣き叫んだ・・・
・・・・・・
いってぇ ・・・ 頭がわれそうだ・・・
ここはどこだ? 真っ白な壁に囲まれた部屋、大きさは教室程度か。
真っ白のベットでねてたみたいだ。
すると突然目の前の壁にうめこまれた、テレビのようなものがついた。
そしてタキシードをきてうさんくさいちょびひげをはやした男がうつった。
「桜井直人君、突然だが君は死んだ。」
は!?何だこのちょびひげ!?頭おかしいのか!?
あまりのあほらしさに言葉も出なかった。
「君はトラックと正面衝突し死んだ。」
何をばかな・・・ そうだ!俺はトラックに・・・ あれ!?涼也は!?涼也がいない!
「さらに青木涼也も死んだ。」
「えっ・・・」
涼也も死んだ!? その言葉は自分の死よりショックが大きかった。
思わず出た涙だんだん滝のようにあふれでる。
「今から君は裁かれる。 ただし、神による裁きなどではありません。この裁きは殺害された者、もしくは殺害後なんらかの理由で死んだ者だけがうけられる、いわばチャンスなのです。」
チャンス!? やはりこいつは頭がおかしいんだ。
そんな話聞いたことすらない。口に出して自分に言い聞かせた。
「きっと夢か何かだ、まだ俺も涼也もいきてる!」
「残念ながら君の死は事実です。でも安心してください。君はこれから裁かれます。もし裁きをクリアできたなら、生き返ることができます。」
「生き返れる!?」
「はい 今からあなたはこの一ヶ月の間でで殺されたものと殺したものとでGAMEをしていただきます!」
GAME!?そんなモンで生き返れるのか!?もはや裁きですらないじゃないか。
「ではまず会場を移動してもらいます。ルール説明はその会場で行われます。」
そして右の扉が開いた。混乱していて右に扉があったなんてきずかなかった。
そして出てきたタキシードをきた男たち二人に会場えと案内されていくのだった。