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もっと先に……

作者: シサマ


 昔好きだった……

 いや 今でも好きなあのひとは

 息を呑むほど美しかった


 振り向いてくれるだけで 幸せだった

 そんなひとだって いつかは年老いていく


 でもそんなこと

 たとえ頭で理解しても

 信じたくないね


 僕が大人になれば 

 僕の中に また新しい

 美しさの基準が生まれるはずさ


 

 かつて愛していた……

 いや 今も愛するこの街が

 跡形もなく変わってしまった


 想い出が詰まっていて 幸せだった

 そんな街だって いつかは変わっていく


 でもそんなこと

 たとえこの目に焼きついても

 諦めたくないね


 僕が大人になれば

 僕と仲間が また新しい

 街の喜びを生みだすはずさ



 もっと先に行きさえすれば

 心を閉ざさず 瞳を曇らせず

 生きてさえいれば

 明日を信じられるはずさ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 素晴らしい考え方。そうですね、自分の基準が変わるんですよね。 新年に良いものを読ませていただきました。ありがとうございました!
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