1 死後
とりあえずなんか作りたいなと思い作りました。
適当に考えて適当に書いてるのでメチャクチャです。
(暗いところにいる)
やけに落ち着いた様子で男が何故かある椅子に何故か座っている。
………
しばらく経つと目の前に大きな閃光が走った。
女性が現れた。
容姿は神話の女神かと言わんばかりに美しく、その背後には眩しい閃光が残った。その閃光を見ると男は目を押さえて痛そうにしている。
「あなたは死にました。鉄の部屋に入れられ、紐を首につけられ、殺されてしまいました。あゝ可哀想に、あゝ可哀想に。」
男はイラついた。
「あなたはまだやり残した事があるはず。なのに、あゝ可哀想に。あなたはまだやれるはず。あゝ可哀想に。あなたのために異世界を用意しました。あなたの元いた世界とは違えど、あなたはそこで活躍できるはず。さぁ、その世界であなたが使う能力を選んでください。」
カードがどこからともなく出てきた。男は話を聞いていなかったがなんとなくはわかっているらしい。「勇者の剣」、「魔法使いの杖」、「弓使いの弓」とそれぞれ別の能力が書いてある。
男はざっくり見ていると目が止まったものがあった。
「モンスターの怪力」
男はすぐに手に取り、女に見せた。
「あなたはこの能力が欲しいのですか?」
頷く。
「わかりました。ではその能力を与えます。」
そう女性が言った後、両手を前に出してカードを手に取った。瞬間的にカードは気化し、男の体内に入っていった。
「さぁ、準備は整いました。あなたは?」
すぐに頷く。
「わかりました。ではあなたを異世界へ転送します。あなたが活躍し、英雄になることを祈っています。」
男はこの後どこに飛ばされるか、どんな事があるのかわからない。
だが男は笑った。
まるで、懐かしのものを思い浮かべるように、楽しみで仕方がないように笑った。その笑いは側から見れば不気味に思われるほどに奇妙で、それでいて幸せそうだ。
不定期に作ります。