序 章.
-「なあ、この幸せになれるリングが欲しいか?」
「うん!!欲しい!!」-
-「素直でいい子だ、よし、あげよう!」
「ありがとう!!知らないお兄さん!!」-
掌に渡された、
黒い色をしたクローバーの指輪
僕はそれを受け取って、思わず聞いた
「こんなにキレイなの、タダでいいの?」-
すると知らないお兄さんは、
-「いいよ、もらって!」
と言った
「ありがとう!!じゃあねっ!!」-
-「うん!!」
指輪の内側に小さく小さく掘られた文字。
この指輪は、だれにも渡してはいけない、
渡せばお前の命はある方によって止められるだろう
永久にこの指輪を授かったものは、
幸せになれるが、一時的なもの最後に来るのは、お主の早死。
僕は信じなかった。
きっと、どうせイタズラだろうと。
こんな簡単な文字に騙されない。
でも、
現実と僕の考えていたものは違っていた。
脅迫状が、20歳になったころ、事務所に届いた。
皆は驚いて僕を見た。すぐに警備員が配置されたが、何者かによって皆死に。
指輪をもらった直後から、僕に莫大な、裕福なお金が次々と流れ込んできた。
脅迫状を読み返せば、
指輪を授かったものへ
主の死はすでに近い
早く指輪を返せ
くるしむ必要がなくなる
返せ
しらなかったか
てがあかくなるぞ。気に、
召さないか、使いがお前の所にきて儀式に連れて行く
使いがなぜお主のもとに行くのか?
いたんしゃを儀式に祭り上げ、指輪に秘められたモノを
がっつりと出すのさ
くるしみが幸せだった分の代償だ
ルーズなんていらない
よろしいな?
Odiewuf.
どこかに文字がある・・・・はずだ。
だけど僕は見て驚いた。
「主」の死はすでに近い
「早」く指輪を返せ
「く」るしむ必要がなくなる
「返」せ
「し」らなかったか
「て」があかくなるぞ。気に、
「召」さないか、使いがお前の所にきて儀式に連れて行く
「使」いがなぜお主のもとに行くのか?
「い」たんしゃを儀式に祭り上げ、指輪に秘められたモノを
「が」っつりと出すのさ
「く」るしみが幸せだった分の代償だ
「ル」ーズなんていらない
「よ」ろしいな?
これを見せた。
上司や警官に。
すると、
ある有名な二人に警官たちは護衛を頼んだ。
それは、
ミスミとジェストだった。