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異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
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最終章 異世界でFamily

 最終章 異世界でFamily

「おーい。ミータ、ミーコ、テント立てるから手伝って」俺が双子の兄弟に声をかけると、勢いよく飛んできた。ミータは長男で、ミーコは長女、俺とミーアの子供だ。ミーアに似てどちらも尻尾があるし猫耳もあるが、ミータは黒髪だし、ミーコの尻尾は黒い。俺のDNAもちゃんと入っている。

「ねえ、なんでテント立てるの?」ミータが不思議そうに聞いてきた。

「それはね、今日は、パパがこの世界へ来て、初めてテントを立てた記念日なんだ。そして、ママと出会った記念日でもあるんだよ」

「ねえ、ねえ、パパちゅした。ちゅうした」最近ミーコがマセてきた。おれのDNAのせいだろうかよく喋る。そのことが気になったのでガオーさんに聞いたことがあるが、喋ってはいけないという掟もないし、いいんじゃない。で、終わった。それでいいんかい。

「じいじー、じいじー」と、叫びながらエンマさんのところへ走って行くのは、俺とサキリの子供、スサで、おじいちゃんが大好きな男の子だ。

 エンマさんといえば怖いイメージがあるが、スサを抱っこしているときの顔を見せてやりたい。デレデレで、もし部下でも見たら現実逃避しそうです。サキエさんが抱いているのは、次男のキリスです。今年1歳になったばかりです。サキエさんは、サキリさんが子供が出来てからずっと俺たちと一緒に住んでいます。そんなこともあってかエンマさんは以前よりしげく遊びに来ます。それなら一緒に住めばいいのにと思うのですが、それは当人同士の問題ですので、犬も食わないことにしています。

 そういえば、あちらの世界でエンマさんの絵が大人気です。お願いされているので頼むことにした。

「エンマさん。また、絵をお願したいのですが……」

 エンマさんは孫を抱きながら、めんどくさそうな素振りしたので、殺し文句を一言。

「スサの机と勉強用の本をそろそろ買おうかと思ったのですが……」

 途端に「バカもん、早く言え。何枚だ10枚か100枚か」

「いえいえ、3枚くらいでいいです」

「そうか、一番いいのを買ってやれ。それに、家庭教師も必要だな。確かノーベル賞取ったとかいう奴いたな。そいつに家庭教師させよう」

 エンマさんはこと孫に関しては異常と思えるほど、熱くなります。俺はまだそんな状況になった事ないのでわかりませんが、世間一般はそうなのでしょうか。ちょっと聴きたい気もします。

 忘れないうちにガオーさんにも言っておきました。

「ガオーさんまた、絵を描いて」

「またあ、面倒臭いなあ」

「焼き鳥いらないの」この一言で、

「しょうがないなぁ。それじゃ描くか」

 いつもこんな感じです。あっちでのガオーさんの絵の評価知ったらびっくりするでしょうね。それは本人の為にも言わないでおこうと思っています。

 クロバさんも一児の母のなりました。不思議なもので、本能のせいでしょうか、立派に母親やっています。最初の頃は、ダツエさんと二人三脚で子育てしていたのですが、今は一人でも十分に母親をしています。それでもダツエさんは心配なのでしょうか、娘につきっきりです。ダツエさんの意外な一面を見たような気がします。そうそう言い忘れましたが、子供の名前はミツバちゃんです。耳と尻尾が黒いです。大きくなったら、クロバちゃんのように可愛くなるのだろうなと想像すると、将来、手を繋いで、キャンプに行く姿がまぶたにに浮かび、今から楽しみにしています。

 ミニドリオさんも2児の母親です。長男はスニイで、母親そっくりの緑色の髪をしています。次男のドリスは俺と同じ黒髪です。まだ二人ともツノが無いですが、じきに生えるだろうと、ミニドリオさんの母、イルミナさんが言ってました。シンコウさんも二人の孫だ大好きなようで、毎週遊びに来ています。最近スニイがヤンチャで困っています。そのことをイルミナさんに聞いたら血筋だと言われました。そう言えは、ミニドリオさんと初めて会った時は、川で溺れていましたしね。母親の真似して無茶しないか心配です。


「ご飯できたよう」ミーアさんが遊んでいる子供達に声をかけました。

「俺たちもそろそろご飯にしますか」俺がガオーさんたちに声をかけました。

 子供達と女性陣はカレーです。俺がこちらへ来たとき間違えて買ってきた、甘いカレーです。俺たち男性陣はもちろんビールに焼き鳥です。それでは乾杯しましょうか。


  完

 Ps:最後まで付き合ってくださった方、大変ありがとうございます。へたっぴな文章ですいません。また、機会がありましたら宜しくお願い致します。

  by:ぽぷねこ

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