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異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
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7-4

 ♢♢♢7-4

 お店の方は順調にいってる。ミーアさんの喫茶店は一人に任せても大丈夫なほで手慣れてきた。コーヒーは美味いし、トーストもいい。最近はグラタンやピザも練習中で、もうすぐメニューに乗るだろう。シロさんも遠いのに毎日来て、娘の手伝いをしている。今度あっちへ行ったら、原動付自転車でも買ってこようかなと考えている。

 ホームセンターはクロバちゃん、ミニドリオさん、サキリさん、におまかせ。お揃いのエプロンなんかつけて、結構楽しんでいるようだ。俺がいなくても結構上手くやれているようだ。


「おい、あれ何やってんだ」

「さあ」

 最近エンマさんがよく来る。その原因はガオーさんだ。

 ガオーさんが、エンマさんに声をかけ、一緒に飲まないかと誘ったのだ。エンマさんがどんな人か知らなかったから、気安く声をかけたのだろう。

 二人で、焼き鳥を食べ、ビールを飲んで、意気投合した。何故か気が合うみたいだ。それで、ちょくちょく来るようになった。で、二人して俺を見て、エンマさんが聞いて、ガオーさんが、さあ、と答えたのだ。結局、俺のところへやって来た。


 俺は朝からテンション上がりまくりです。

 川のほとりで、今日はワンタッチのテントを張る。前から気になっていたんだよね。で、衝動買いしました。設営が超簡単。価格もお手頃価格っていうか諭吉一枚で買えるものが結構多い。だから衝動買いに抵抗がない。

 それでは設営いたしますか。まずはバックから取りだし、テントを広げる。センターにハブのようなものがあるから、それを引っ張り上下のハブをくっつける。カチッと音がすればロックOK。後は、各ポールの接続部の折れたところを伸ばしロックするだけ。はい、設営完了。風が強ければ、ペグ打ちが必要ですが、今日は必要なさそうだ。

 いつものように、テーブル、ベットを並べ、準備が終わったところで、キャンバスを出し、イーゼルの上にのせ、描く準備をする。

 構図を決めたところで下書きする。うむ、昔のようにはいかないな。それでもなんとか書きあげた。次は下塗り。薄く大雑把に、よしよし調子が出て来た。いよいよ本塗りといきますか。

 熱中して描いていたら、いつのまにか後ろにエンマさん、ガオーさん、が来て見ていた。

「スイ、お前、才能ないな」と、はははと笑う。歯に絹着せぬ物言いのガオーさんに、俺はムッとした。

「久し振りなんだ。すぐに上達するさ」

「そうか、俺ならもっとうまく描けるぞ。それじゃ、子供の落書きと変わらんぞ」さすがに、そこまで言われると腹が立つ。

「それじゃ描いて見ます。何なら、お酒でも賭けようか」ちょっとムカついたので、挑発してみた。ところが、いいねえ、3人でお酒を賭けて勝負しよう、とガオーさんが言って、なぜか勝負することになった。

 勝負は一週間後にここでで、女子達に判定してもらうことにした。俺はガオーさんエンマさんにキャンバスと絵の具、それと、使い方を説明して、道具を渡した。

 一週間後が楽しみだ。みんなの前で、笑ってやろう。


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