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異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
27/46

5-2

 ♢♢♢5-2

 明日はお店休みだそうで、今夜は遅くまでジグソーパズル頑張るそうです。このペースですと、一週間くらいで無くなりそうです。完成されたパズルはアクリルフレームに入れて飾っています。じきに置く場所も無くなりそうだ。ミーアさん程々にね、と言って、居間の方へ行くと、夫婦揃って、テーブルの上を睨みつけている。俺が覗くと、白が圧倒的だ。分かる人には一目瞭然、ここからの逆転は不可能だが、数少ない置く場所を必死に考えている。俺が止めの一言をガオーさんに言うと、ガオーさんが頭を掻き、また負けたと悔しがる。

「オセロ難しいな、もう一回やろう」

 ガオーさんはやる気満々だけど、シロさんはそろそろ帰りたさそうです。それでも付き合うのが、シロさんのいいところというか優しいところなんですよね、マジでガオーさんと別れて俺の嫁になってくれ、と言いたい、ホントに。

 クロバちゃんの寝室を覗くと、さすがにお眠の時間です。薄暗いなか、クマさんの縫いぐるみを抱いて寝てる姿が見える。マジやばいです。

 そう言えば俺、今年、三十路なんだよな。普通に考えて、これくらいの子供がいても、おかしくないよな。

 俺は心の中で(このまま、成長しなくてもいいですよ)と呟く。


 早朝は、まだ薄暗い中、起きました。

 何故かと言うと、今日はデイキャンプする日なんですよね。

 隣で寝ているミーアさんを起こさないように、そっと起き上がり、外を覗く。うん、今日も天気がいい、キャンプ日和だ。

 もう、嬉しくって、嬉しくって、寝てられません。

 よし、準備するぞ!!。と言いたいけれど、物は全て、アイテムボックスの

 中なんだよな。じゃ、なんで早起きしたんだ?。何でだろう。何でだろう。そう言うコメディアン、昔いたよな。今、初めて共感したかも。もう習慣なんです、としか言えません。

 やる事ないから久し振りに朝食作りますか。


 朝食を準備していたら、シロさんが来た。

 朝食を一緒にということになって、俄然張り切り準備する。

 ベーコンエッグに焼き魚、シーチキンサラダ、生姜を添えた焼きナス、なめ茸と大根おろし、テーブルにいっぱい並べる。あっ!、俺の好きなものばかり並べたけどいいかな。少し不安になり、シロさんが箸をつけるのを待つ。

 おいしいとシロさん。その時、俺の心臓は確実に5cmは飛び出たな。

「おはよ」と、クロバちゃんは目をこすりこすり入ってくる。うさぎのプリントパジャマがよく似合う。ほんわかとした朝のひと時、これだよね、家庭を持つってこうなんだろうなと、妄想していたら、

「おう、美味そうだな。俺にもくれ」と、ガオーさんが入ってくる。

 俺の汀に描かれた妄想は、波に一瞬で流されてしまった。


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