表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
24/46

4-5

 ♢♢♢4-5

 ダツエさんからの宝石を、例の店で鑑定してもらう。その間、椅子に座って、ボーッとしていた。

 あっ!、そういえばいつも会う男の人、さすがに今日も会うってことないよね、なんて考えていると、おきまりの展開に……。

 車が止まり店に入ってくる男、例の男だ。手に持っているものは……、あれ?、いつものインパクトのある物じゃない、何か太鼓のバチのようなものを持っている。テーブルに置いたそれは、鎖で繋がれていた。なんだ、ヌンチャクか。今時それはないでしょう、そんな物を買う人は相当なマニアックだな。

 例により俺の鑑定を中断して、男の持ち込んだヌンチャクを念入りに見る。こうやって見てるとTVの〇〇鑑定団に出てくる人みたいに見えるんだけどな。どう見てもインチキくさいんだよね。

 鑑定し終わった店主は一言「200万で買い取るよ」と、上目遣いに言った。

 え!、今までにないほどのインパクトだ。男が去った後、俺は店主に詰め寄り尋ねた。

「どうして、そんなに高いんですか」

「ああこれかい、昔の大スターのサイン入りなんだよ」と、見せてくれた。

 そこには『ブルー3』と、下手くそなカタカナで書かれていた。

「店主これ日本語ですよ」

「そうだよ、たまには違う国の文字で書くこともあるだろう」

(それ、どうやって鑑定したの?どう見てもバッタもんでしょう。この店主すごく不安なんですが)と考えていると、こちらも終わったようだ。

 本物のダイヤモンドだそうで、1000万で買い取ってくれた。俺は嬉しいが、せめて間違いでないよう祈りつつ店を出た。


 さあ買うぞ、あの女狐にすっからかんにされちまったので、片っ端から買い占める。各店に入るたびに「おっ神が来た」とか言われる。はて、俺何かした?。そう思い、何時も行くコロッケ屋さんのおばちゃんに聞いて見た。

「おばちゃん、俺なんか、どの店でも、神とか言われているけど、何かしたか?」

 おばちゃんが、あらまあと笑う。

「知っているでしょ、最近できた大型ショッピングセンター。その影響で客足が遠のいてね、寂れる一方でさ、お店閉めようかなとか言う人もいたわけよ、それがさ、あんた何時もたくさん買うでしょ、それでどうにかこうにかやっていたんだけど、いつもあんたが来ると売り切れになるもんだから、人気があるとかきっとうまいとか、口コミで広がってね、客足が戻って来たのよ。そしたらさあ、食べ物屋以外の店も客が来るようになったのよ。それでね、あの人は神様だって言うようになったのよ」

 知らなかった。俺、いつのまにか商店街の神になっていた。


 買い物が終わり、アパートへ通販で購入した品物を取るついでに、またメモした賞品をポチッとする。

 賞品はほとんど女性ものの衣類です。さすがにこればかりは店で買う勇気はないので、ネット通販でポチッとしています。今回はダツエさんの下着もお願いされたので、購入する。サイズは……さすが女狐デカイ、これとこれかまたエロいやつだな、と想像したら鼻血が出そうになった。いかんいかんまた女狐の術中にはまるところだった。頭を振り邪念を飛ばし気を取り直す。あとはクロバちゃんとミーアさんに喜びそうなものを検索してポチッとして、帰ることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ