表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
23/46

4-4

 ♢♢♢4-4

 みんなに皿と焼肉のタレを、ミーアさんに任せている間に、焼肉がこんがり焼けた。クロバちゃんお願い、と頼むととても嬉しそうに持って行く。

(クロバちゃん、可愛いな、良い子だな……)見ているとホッコリとした感情が湧いてくる。

 またクロバちゃんが皿を持って来る。これではクロバちゃん食べれないだろうと、俺はとっておきのやつを、アーンと言って、口を開けさせたところへ、お肉を差し出した。

 クロバちゃんはパクリと食べ、身を震わせながら、美味しいとニッコリ。

「これは、クロバちゃんのだから、座って食べなさい。それとこれ」俺はクロバちゃんに、イチゴミルクを差し出した。

「おーい、こっちにくれ、あとビール」あの野郎には天罰を、

「ここからはコインで交換です」するとシロさんが、お願いと言って、500円を出した。

(なんて良い人だ。今からでも遅くないですよ、あんなロクでもない亭主と別れ俺の嫁になってくれ)出かかった言葉を飲み込み、シロさんにビールを渡す。


 楽しい食事は、みんなの絶賛と満足でお開きとなった。

 俺はソロキャンプしかしたことないが、こう大勢でするのも良いかも……。

 テント内へ入ると、俺はミーアさんにお風呂を勧めた。

 クロバちゃんはダツエさんを誘っている。結局4人一緒に入るみたいだ。

 俺はジーッと見ていた。

 俺はジーッと見ていた。

 俺はジーッと見ていた。

 何で覗きに行かないんだよ!、俺は痺れを切らして逆ギレした。

 え!と驚いた顔して「俺を何だと思っている」

「歩く変態親父」

 ガオーさんが、何この人、今までそう見ていたのか、とでも言いたそうな驚きの顔をして

「カミソウズカのケンエといえば、この世界で5本の指に入ると言われている戦士だぞ、その妻に何かしてみろ、命がいくつあっても足りんわ」

 結局ガオーさんはただのヘタレだった。


 朝、珍しく早起きしたがもうすでにみんな集まっていて、俺を見つけたダツエさんが早速話かけてきた。

 支払いは砂金がないのでこれでどうですかと、キラキラ光るガラスのようなものを5個渡された。これ何だろう?、ダイヤモンド?まさかねー、貸しにして置くのも、後々のことを考えると有利になるかな、これでOKにした。

「お酒やケーキが欲しい」と、シメタ!、この前の仕返し、交換はこれと同じもしか出来ませんと、ニヤリとした。

(ザマーミロ、悔しかったら出してみろ)心の中であっかんべーしてやった。

 ダツエさんはというと、そうなのと気の無い返事して、アイテムボックスより、袋をひとつ出した。中身を見ると日本の硬貨でいっぱいだ。

「え!……」と、その後の言葉が出ない俺に

「これでいいかしら」と余裕のダツエさん。

 結局全ての嗜好品を持って行かれた。

 何、この展開、またやられた?、この女狐に。

 ダツエさんはこ満悦で帰って行ったが、そういえば、帰り際に意味深なことを言っていたな。

「クロバはね、火と雷の魔法が使えるのよ。攻撃系の魔法としては、かなり強力よ」何のことかわからなかったので「はあ」とだけ曖昧な返事をして、別れの挨拶をした。

 その一言が、後に重要な意味をなしていたのだが、いまの俺には知る由もなかった……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ