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異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
16/46

3-2

 ♢♢♢3-2

 テントの設営をしよう。

 アイテムボックスからテントを取り出す。

 先日買ったロッジ型のテントで、説明書で確認しながらミーアさんと二人で設営する。

 言葉のキャッチボールがあると、すごく楽だし、スムーズにいく。

 例えばこんな風にだ。

「ポール届いた?」

「届いた」

「それじゃ、スリープにポールの先端入れて」

「入れたよ」

「それじゃ次、青い色のポールを、青い色のポールスリープに通して、そうそう、はい、いいよ」

 てな具合だ。

 設営は順調、内装もふくめて1時間30分くらいで完了。


 いよいよ商品を並べる。

 ガオー夫妻と相談して、価格を決める。

 価格は金1gを1Gゴールドとして、表示することにした。

 商品のほとんどが食品で、保存の効くものを中心に棚に並べて置いた。

 暖かいものや冷たいもの、生ものや賞味期限の短いものについては、僕が作った写真と価格だけ表示して、レジにて注文すると、アイテムボックスより取り出すことにした。この方法は大好評で賞品を置くスペースも要らないことから一石二鳥となった。

 初日の売り上げ3000Gとなりました。


 今日はお店『close』です。

 俺は元の世界のアパートへ直行。中は引っ越し状態でダンボールやら色んな箱の山、全てアイテムボックスに収納して、大家さんに一応挨拶しておく。

 そして例の所へ。

 鑑定している間、椅子に座っていると、ダダダダダ…、ダダダダダ…と、もの凄い音が聞こえてきた。

 すぐにドカドカと店内に入ってくる人、見るとスーツ姿のいつもの男で機関銃を手に持っていた。

 流石にこれはアウトでしょうと思っていたら、50万で店主が買い取った。

 俺が不思議そうな顔をしていると、

「この手のやつは直ぐ売れるんだ」と、聞いてもいないことを言ってきた。

「誰が買うんです?」流れで俺も聞いてしまった。

「兄ちゃん、知らんのか。最近の若い人たちに、この手の商品大人気だぞ。何でもサンバゲームに使うらしい」

(それ違うから、サンバじゃなくてサバだし、サバイバルゲームだし、誰が機関銃持って踊るんだ。それにゲームで、それ使ったらアウトだろ、相手死ぬし)

 俺は、この店が摘発されないよう祈りながら出て行った。


 さあー、今日も買うぞー。

 また買って買って買いまくる。

 そのあとはアウトドアショップへ。

 アウトドアショップは俺の命です。

 よく言うでしょ、ウサギは寂しいと死んじゃうって、俺はそのアウトドアショップ版なのだ。だからこっちへ来たら必ず行くことにしている。

 今日行くショップは、一昨日行って、店員が泣きながら一生忘れませんと言った店だ。

 店内に入るとまだそのテントは張ってあった。

 俺が見ていると例の店員が近寄って来て、いかがでしょうかと聞いて来た。

(あれ?、一生忘れません、って言ってなかったけ。まだ2日しか経ってないぞ)

「このテント最近買われたばか…、ゴホン、失礼、買われたばかりでして」

(この店員、今、誤魔化そうとしたけど、確かに馬鹿って言ったぞ)

「いかがでしょうか」

(わー、買いにくい)

 結局テントは買いました。


 俺が着くとやっぱりミーアさんがいて、口に両手をつけ、メガホンの形を作り「おそいぞー」と、叫んだ。

 俺はこの瞬間が大好きで、帰るのが楽しい気分になります。でも、やっぱり一人は危険ですので、できればテントで待っていて欲しいと思っています。


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