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異世界でCamp  作者: ぽぷねこ
15/46

3-1

 ♢♢♢3-1

 朝、目覚めて起き上がろうとすると、ミーアさんが

「おはよう」綺麗な声で挨拶する。

「あ、おはよ……」俺はびっくりて起き上がる。

 当然スッポンポンで、慌てて毛布を抱き寄せると、可愛いい笑顔をこちらに向けて、

「下着出してあります。早く起きてください」そう言って、寝室を出て行った。

(何があった……??)


 起きて居間の方へ行くと、ガオー夫妻も来ていた。

 俺を見つけたガオーさんが

「おう、交尾はよかったか」笑顔で挨拶?する。

(この狸親父、一度死ね)と、喚きかったが実際は、俺もミーアさんも顔を赤くして、俯くだけだった。

 意外にも逆襲したのはミーアさんだ。

「お父さんは朝ご飯要らないそうですから、私たちで食べましょう」

「それじゃ、俺がとっておきのを作ろう。3人前でいいな」俺もミーアさんに付き合う。

「あれー、可笑しいな。ここに4人いるんですけど」ガオーさん、ちょっと焦る。

「お父さん、要らないって言ったよね」陽気で笑顔のミーアさん。

 その時『ざ・どげざ』

「悪かった、俺が悪かった。今後このような事はいっさい致しません。どうかお許しください」それは見事な土下座だった。おそらくいつもしているんだろうと思われるほどの、無駄のない土下座だった。

 俺が台所へ行くと、ミーアさんもついて来た。

「何か手伝える事あります」ミーアさんどうした?。

「そうだな。そこにある大きめの皿出してくれるかな」

「大きな皿ですよね」ミーアさんおかしいですよ。

「まだ、手伝える事ありますか」ミーアさん熱あるんじゃないですか。

「それじゃ、茶碗も出してくれる」

「お茶碗?」ミーアさん病気ですか?

「大きな皿の隣ですよ」

「あ、あった!。」ミーアさん絶対病気ですよね。


 準備ができ、居間の方へ持っていく。

「おせーぞ、お腹と背中がくっつきそうだ」ガオーさん、反省の色無いですよ。

「これ何だ。卵か?、美味いんか?。この細長いのは何だ、ウンコか?、この草は何だ?」ガオーさん、ウザい。あと、飯食う時にウンコはないだろう。馬鹿ですか、馬鹿ですよね。

「卵には、このソース、醤油、がいいと思います」と、俺は、瓶を手に持って説明した。

「この細長いのは、粗挽きソーセージと言って、挽肉と塩や香辛料を使って調味して、袋状のものに詰め込んだものです。美味しいですよ」

 続けて

「この野菜は、キャベツと言います。ここに何種類かあるドレッシングを試してみて下さい」俺は実際にソースと和風のドレッシングをかける。


「いやー、美味かった、美味かった。こんなに美味い朝食食ったの初めてだ」ガオーさんは上機嫌だ。

「特にあれ、なんて言ったか?、ウンコみたいなやつ、あれは絶品だった」

 あんた、ウンコ食うの好きなのか。ど変態の狸親父め。

 変態狸親父は置いといて、シロさんもミーアさんも美味しいと言って、なかなかの好評だった。

 ミーアさんは食器をかたずけるね、と言って、重ねて台所へ持って行った。

 俺はそれを見送ってから、シロさんに聞いてみた。

「あのー、今朝からミーアさんおかしいんですが?」

「そうお、いつもと一緒じゃない」とぼけた顔のシロさん。

「からかわないで下さいよ」

「ミーア、いいことあったんじゃない?」今度は含みのある笑いを浮かべる。

「へっ、いいこと?」俺は眉間にしわ寄せ考え込んだ。

「交尾しただろうが」ガオーさんが、見かねて言った。

 それを受け取って、シロさんが教えてくれた。

「生娘は、異性の前では声を出してはいけないの。声を出していいのは、交尾を経験した人だけ、つまり既婚者ってことね。だから男性は、声を出さない女性にプロポーズするのよ」

「俺はてっきりお前はこれかと思ったぜ」と、ガオーさんが、オカマのポーズをとる。

「ふっ、ふざけないで下いよ」俺は焦り気味になる。

「そうか、お前以前プーさんに、キッスしようとしたじゃないか」

(あれは、お前が仕組んだことだろうが……)

 ミーアさんがこちらに来たので、この話は中止となった。

 ミーアさんが

「何面白いこと話しているの、教えて、ねえ教えて」と、しつこく聞いて来たが、とぼけることにした……。


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