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「さて、はじめようか」俺は目を瞑りイメージして、魔法の発動つまりトリガーを引いた。カチッと脳内に響く音、そう、それが発動した証拠だ。
「おう」と、複数の人の驚きの声が聞こえ、目を開けると、一面平坦な土地になっていた。
(うん、こんな感じかな)納得の表情を浮かべ、次の作業に移る。
湖に近い一角の土地を25cmくらい盛り上げる。それから、雨が降っても崩れないようにと、相撲の土俵をイメージして、土台を作り上げる。
次はテントの設置。ヘッヘッヘー、これには秘策があるんだよね。アイテムボックより最初は寝室用のテントを出す。じゃーん、あーら不思議、もうテント建ってるよ。タネを明かすと、組み立てて準備してから収納したんだものねー。あとはペグを打って、ガイラインをとるだけ。
設置にかかった時間、たったの10分。アイテムボックス恐るべし。
昼前に居間用のテント、キッチン用のテント、それにトイレまで設置完了。アイテムボックス凄すぎる。魔法万歳!。
ここで小休止「ミーアさん中見てみますか」と、誘ってみる。
恐る恐るミーアさんが入ってくる。見たことの無い家具類を不思議そうに見る。それから寝室の方へ、ファスナーを開け中を見せる。大きなベットを見て不思議そうにしていたので、寝るところだよと教える。腰を下ろし、ふかふかのベットに驚いていたが気に入ったようだ、尻尾が揺れている。
俺たちが居間ように設置したドーム型のテントへ行くと、ガオー夫妻がいて椅子に座ったいた。
俺たちを見つけたガオーさんは「おー、これいいな」と、気に入ったようだが、ゼッテーあげない。無視しよう。
「シロ(奥さんの名前)さん、例の物持ってきました。ミーアさんのもあるので、試してください」と、奥さんに声を掛ける。
「そうねー」と、思案して決める「じゃ、今から、ミーアも来なさい」と、二人で寝室の方へ行く。
僕もついて行って、アイテムボックスから箱を出して「◯印がシロさんので、◎印がミーアさんのです、サイズも色々あるので試して下さい」と、僕は居間の方へ行く。
ガオーさんが「おい、何コソコソ企んでいる」と、少し怒り気味だったので白状する「下着ですよ。シロさんが異世界の下着に興味があって、欲しいと言ったので買って来たんです」
「何、下着!。それは覗かなくちゃな」と、寝室の方へ行こうとする。
「奥さんと娘さんですよ」と、止めようとすると「女はないくつになっても覗かれたいんだよ、それに娘の発育を確認するのは親としての務めだ」と、屁理屈をいいながら、ファスナーを引っ張る。
現れたのは下着姿ではなく、奥さんの顔だった。
「あなた」不気味な微笑みのシロさん。
「はいー」恐怖に声が裏がるガオーさん。
「ちょって来て」と、奥さんが幕の外へでる。続いてガオーさんが出て行くと、バキドスゴンとかの擬音が聞こえた。すぐに音が止み奥さんが入ってくる。続いてガオーさんも来たが、1ラウンドTKO負けのボクサーだった。




