出会うちょと前
続き書けたので読んでみて下さい。良かったら感想もどうかよろしくお願いします。
ガルア王国北部に位置するエール大森林そこは現地住民から死の森と呼ばれていた。
そこは万年雪が降り続け人だけでは無く獣達ですら生きるのが困難な土地だった。それ故に獣だけでは無くもとより強力な力を持つ魔獣すらその寒さに生存競争の激しさにより強大により強力に進化を遂げた。
その証拠に他の地域では農民が四、五人入れば討伐出来るワーウルフすら独自の進化を遂げ農民四、五人では手も足も出無くなってしまってる。
それだけ聞けばただの危険地帯なのだがこのエール大森林はガルア王国にとって北部安泰の象徴でもあった。何故ならエール大森林に魔獣や獣達は自分達の縄張りから滅多に出てこなく出てきてもワーウルフなどまだ農民達で対処可能な魔獣でありそしてエール大森林がある為北部の国々達は大規模な兵で攻めるのとが出来ない天然の要害としての役割がありそれを示すように過去に何度かエール大森林のお陰で敵からの侵攻を食い止めていた。
そしてそんなエール大森林の表面層故に魔獣が少なく唯一人が手を加えることが出来た北の国々とを繋ぐ道に戦いがいや殺戮が起こっていた。
戦っているのは1人の少女7、8歳だろうかそしてそんな幼い少女に対するは二十人規模の盗賊達だった一人一人が剣に弓や槍など統一性が無くただ自分の得意な獲物を持ってる男達。
これだけ聞けば男達が幼気な少女を襲っている様にしか思えないだろう。
実際男達は襲う時に自分達の勝利を疑わなかった。なんなら少女を何処の奴隷商人に売るか相談していたほどだ。
だが結果は違った。男達が少女を蹂躙するのでは無く少女が男達を蹂躙していた。一人が近づけば少女の手にある少女には不釣り合いな大太刀により縦に一刀両断され弓を放てば弓矢を交わし首を刎ねられる。
そして男達は気づいた余りにも遅くに気づいてしまった。自分達は龍の尾を踏んでしまったのだとそして男達は何故もっと早く気付けなかったか後悔した。
今、思えば可笑しな所は幾つもあった少女が持つ不釣り合いな大太刀それにエール大森林表面層は比較的安全だとしてもそれでも魔獣が出る。
そんな危険地帯に少女が一人で何故いたのか?少女の周りに何故大量の死体があるのか?最初はここを通った傭兵が魔獣に襲われただけだと思っていた。だがよく見ればその死体は魔獣に襲われたにはしては綺麗な切断面をしていて死肉を漁った形跡が無い。そしてその死体の山の中には魔獣すらいた
その事からこの死体の山を築いたのはこの少女だとわかる。
男達は思った何故もっと早く気付かなかったのかと。
そう男達が後悔している間に一人また一人と淡々とそして確実に男達は殺されていった中には逃げようとした者もいた。だが逃げようとすると少女は地面に落ちていた剣や槍を投げ確実に殺した。
そして男達は最後の一人盗賊団の頭領だった男だけになった。
そして少女は最後の余韻に浸る様最後の頭領だった男の首筋にその大太刀を当てた。
最後に残った少女は雪が降り始めた中一人空を見上げていた。
その姿少女の整った顔立ちとそれに相反する周りの惨劇に寄り幻想的に見える。
空を見上げる少女は何を思っているだろうのか?
(あーポテチ食いたい)
…ただの馬鹿だった。
吾輩は幼女である名前はまだ無い前世ではあった様だが忘れてしまった。
いや何でだよ。どんだけ人生ハードモードなんだよ。
気付いたら雪が降ってる森の中で幼女になって一人っきりって積んでるだろ。いやまあ横にあった抜いたら勝手に敵を倒してくれるチート武器とこの幼女ボディーが思ったよりチートだったお陰で生きてはいけてるけど。
だけどここから少しでも離れたら物凄い化け物と鉢合わせるんだけどどんだけ化け物かというと俺の身長の百倍くらいありそうなデカさの奴とかが群れでいるんだぜ。さすがにあれは無理だ。だから見た瞬間すぐに引き返したよ。でも止まっていても盗賊っぽい人達が「グヘヘへ俺達と一緒にいいことしょうぜ」とか言って襲ってくるしさぁ。あいつらロリコンかよ。
全員殺したけどねロリコン死すべしだよ。それで殺して分かったことが二つあったまず一つが人を殺して罪悪感が全く無いことなんか殺しても子供が虫を殺す様な感覚しか無い事と二つ目がこの大太刀が凄いこと普通か刀は人を二人から三人ぐらい斬ったら血とか脂肪とかで手入れしないと切れ味がなくなるらしいんだけどこの大太刀は血とか弾くみたいで全く切れ味も落ちなくてそれどころか人の首を綺麗に刎ねれるぐらいに切れ味がよすぎるし刃こぼれもしないまさにチート武器だよこれ。
あっ一応言うと盗賊の死体は非常食とったらそこら辺に放置してるよ。
寒いから死体も腐らないから変な病気が湧いてこないだろうしそれに死体は出来るだけ触りたく無いしな。
うん?遠くから馬の足の音が聴こえてくるなじゃあ皆さん俺は日課の盗賊狩りをするからまた今度
名無しの幼女こと俺は今日も元気に盗賊狩りをしています
次回
国の情勢