お急ぎください!
なんてことを一人で説明していたら
「お嬢様!お嬢様!学校に遅れてしまいます!!」
はっ!!!たしか下っ端Fの口調は・・・・・
「あ、あら!!私としたことが!大変ですわ!!急いで準備しますわ!」
ふっ、完璧。我ながら見事な演技力。
この口調だったよね!?!?
「下でお待ちしておりますので、お急ぎください!」
あ、どうやらあっていたようだ。
「わかりましたわ。急いで支度をいたします。」
「はい。では失礼いたします。」
ガチャン。
ピンクの大きい扉が閉まる。
「ふぅ。とりあえずはこれでいいものの、急いで着替えないと。」
ピンクのクローゼットを開ける。
ストロベリーの匂いが充満している。
どうやら下っ端Fはピンクに関するものが大好きなようだ。
クローゼットの中からワンピースの制服をとる。
ここで気づいたことがある。
以外に下っ端Fはいいボディーをしているようだ。
胸はまぁでかい。前の私は売り物に出せない小さいたまねぎの胸だったのに・・・・
そしてこの白い肌。
細い脚。
前世の私とは大違い・・・・・・
泣いてたまるか!!耐えろ、わたし!!!
「あっ!急がないと!!」
急いで制服に着替えて学校のバックを持って部屋を出る。