波乱の学園生活!(前編)
アストラのとある伝記:星々は1000年後も見守り続けるだろう。藍色の海の中、彼女は燃え続ける。
幼少期、オレはとある魔法を授かった。「人の心が読める魔法」
この魔法のおかげで、オレの人生は最悪なものになった。
ガラス張りの天井から優しく木漏れ日が降り注ぐ中
静かに座るだけの退屈な、学園の入学式。
新入生の代表のあいさつが行われている。
「私たちは、このアストラ魔法学園に入学できることを栄光に思います、、、」
、、それよりも、はやくこの場から逃げ出したい。
ズキッ!
<<<つあたのまい子らくめつなが、代ん表いなどんいだぁ>>>
何重にも重なる声。恐らく100は優に超えるであろうホール内の人々の声
魔法の制御が効かないおかげで、頭が痛い
「、、、以上です」
代表のあいさつがやっと終わった。ああ、これで解放される、、。
<次は、起立!>とハキハキした声が脳に響く
「!!」ガタっと勢いよく立ち上がったせいで、バランスを崩してしまう
しまった!
<どうしようもない奴がいるわね>
誰かの高飛車な声が響く
「新入生、一同、起立!」
何事もなかったように、オレは立ち上がっている。
「一同、礼!」
脳内の混乱、、。それとは裏腹に遅れることなく、礼を終え
「着席!」
椅子に座り直す。
「これにてアストラ魔法学園の第1001回期生徒、入学式を終了いたします」
ガヤガヤが起きるよりも前に
「はいはいー皆さん。お静かにしてなさい」
と教師らしき人が声をあげる。マイクを使っていないのに声はよく通った
「新入生の諸君。このあと教室に行く前に中庭に来ると良い。魔法というものを見せてあげよう。」
「、、魔法というもの?」
ひどく、その言い方に違和感を覚えた
魔法というものは、日常に存在する、当たり前のものだ。
魔法というものは、詠唱魔法、道具魔法、儀式魔法。の3つに分類される。
詠唱は、文字を司る。道具は、宿らせる。儀式は、召喚する。
当然、文字は簡単だし、召喚は難しい。
その認識は、本に書いてあったから間違いはないはず。
ただ、その力の源は神からの授かりもので、謎のところが多い
解っている事と言ったら、この世は、星の神の手の上にあるということだけだ
「どうした?新入生くん」




