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動かないすべてを超えしもの(笑)  作者: とっぽっぽ
第一章 フィリップ国建国まで
3/161

極まっているクソガキ

『跪け』


クソガキを除きすべてが跪いた。


「何だこれは!?ウ・・・ウゴケナイ」


良く喋れたなこいつ。軽くとはいえすごい奴だ。

やっぱ王族関係だけあって凄腕の追手だったのかな?


『そこの子供に問う。大事な何かと引き換えに我と契約するか?』


なんとなく制約も何もないが言ってみたかったセリフトップ100以内の23番目を言ってみる。遊び心って大事。じゃないと人間辞めちゃう。・・・若干もうやめてるっぽい感じがしないでもないが。


「いやだよ!!!なにも支払わないけど僕の下僕になってよ!!!」


契約っつてんだろ!!!


「契約つってんだろ!!!」


あ、口に出ちゃった。


「僕は王だよ!!!王の僕なんて最高の名誉じゃないか!!!」


王族ではなく王になっちゃった!!!まあ確かに最後の生き残りっぽく言われてたが。

しかも言っていることはやりがい搾取の典型。

本当にクソガキだな!!!


『何かを得るには何かを対価にする必要がある。貴様は何を差し出して命を乞う?』


またもや言ってみたかったセリフトップ100以内の85番目を言ってみる。ちょっと威厳出していこう。・・・遅いかもしれないが。


「解かったよ・・・こいつらの命を差し出すよ。民の命は王のものだから!!!」


・・・あくまで自分は何も支払わない気でいるらしい。

正直自分で決定してしまえば、すべてが叶う俺は誰かの道具になってしまうのもいいかもしれないと思っているので、もう少しこいつをどうにかしたい。


『あい、解かった。ならば王の命も民のものということでお前の命を対価に・・・』


「そうじゃない!!!僕の命は僕の物!!!民の命は僕の物!!!全て僕の物!!!」


・・・こいつ腐ってやがる。


「さあ、契約は成立した!!!助けてよ!!!」


・・・成立してないが?




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