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全日本⤴どこで?なにしとんねん?協会

作者: Ken Ohnaka

あぁ〜!だるぅ〜!朝から晩まで…!よりによって、こんな職場に転職してもぉ〜て…!?


トゥルルルル〜 トゥルルルル〜 トゥルルルル〜


「お電話ありがとうございます!こちらは、全日本⤴どこで?なにしとんねん?協会のお電話担当窓口係の吉川でございます!どぉ〜されましたかぁ〜?」


「あのぉ〜…どこで?なにしとんねん?協会さんですか?もう…どないしたらいいのですか?私の人生…????」


吉川恋太郎

「お客様⤴落ち着いてください!この吉川恋太郎が、ご相談承りますので!まずは⤴眼の前にある端末機に4桁の会員暗証番号と氏名及び年齢を入力くださいませ!」


「ええ…⤵」


暗証番号が5151で!んんんんん???????名前は吉川龍太郎…?って⤴勘当された兄貴やん…!


恋太郎

「龍兄…僕や⤴恋太郎や…!」


龍太郎

「ままままままままじか…!」


恋太郎

「こんなんで…!?再会するなんて⤵ありえへん???」


龍太郎

「あぁぁ〜…⤴なんやねん…恋ちゃん???」


恋太郎

「親父に勘当されて…15年!どこで?なにしとんねん????」


龍太郎

「あんな⤴恋ちゃん…俺は勘当された夜に家を出ると⤵有り金持って羽田空港からタイに向かった…!」


恋太郎

「なんで??タイに行ったん??」


龍太郎

「すべてが嫌になって…タイに行ってお姉になったろ!!と⤴決意したんや!」


恋太郎

「急転直下やな⤴相変わらず!!」


龍太郎

「ところやがな…カオサン通りにある妖しいお姉バーの呼び込みに⤴引っ張られ…有り金巻き上げらてしもた…」


恋太郎

「ええ…カモちゅ〜ことやな!」


龍太郎

「ところやがな…⤴そこの妖しいお姉バーで働くNo.1のニューハーフに見初められて⤴ヒモ生活しとってん!」


恋太郎

「またまた…急転直下やな!?」


龍太郎

「そんな生活が2年過ぎた頃に⤵事件は起こってん………」


恋太郎

「どんな事件やねん???」


龍太郎

「聞いてくれるか…!あれは湿気の多い寝苦しい夜やった⤵汗だくになった俺は…喉が乾き目を覚ますと、いつもの様子と違う事に気が付いた…!!!!」


恋太郎

「そら⤴またまた急転直下やで!ほんで??」


龍太郎 

「その部屋は病院のベッドやった⤵ドクターが…俺の腕に太っとい注射打ちよったわ…意識が薄れた⤵俺が次に目を覚ました時…どえらい事になっとた!?」


恋太郎

「どないなってん?龍兄…???」


龍太郎

「胸や…88cmのDカップや…俺が揉んでもエエ感じの胸やねん!?」


恋太郎

「そら…またまた⤵急転直下や!」


龍太郎

「俺は⤵お姉になろうとタイに行ったんだが…自分の身体を変えるつもりはなかった…俺に恋したお姉が⤵俺の身体を弄んで…88cmのDカップを作ってまいよった…」


恋太郎

「どこで?なにしとんねん?」


龍太郎

「知らん間に…タイで⤵88cmのDカップや!」


恋太郎

「そっから⤴どないなってん?」


龍太郎

「俺はタイから帰国して…宗右衛門町の妖しいオカマバーで働くことになったわ⤴」


恋太郎

「どこで?なにしとんねん?」


龍太郎

「初日に心斎橋の老舗呉服屋の旦那が⤴俺の88cmのDカップに惚れ込んで…妾にしよったわ!」


恋太郎

「そら⤴またまた…急転直下やな!」


龍太郎

「その…呉服屋の旦那が⤵毎晩88cmのDカップに顔埋めてきよる…!あ〜…鬱陶しいで!」


恋太郎

「どこで?なにしとんねん?」


龍太郎

「ところやがな…!?その旦那!トランスジェンダーやってん…⤵女ちゅ〜こっちゃ!」


恋太郎

「そら⤴またまた…急転直下やな!」


龍太郎

「慌てて逃げ出して⤵向かった先が歌舞伎町や!」


恋太郎

「どこで?なにしとんねん?」


龍太郎

「歌舞伎町で占い師始めてん!」


恋太郎

「そら⤴またまた…急転直下やな!」


龍太郎

「それが大当たりやで!」


恋太郎

「そっから⤴どないなってん?」


龍太郎

「愛のDカップ乳占いゆ〜てな⤴酔っ払い相手に儲かりましてん!」


恋太郎

「俺もやってもらおかな…!?」


龍太郎

「常連客のIT関連の社長に惚れられて⤴六本木ヒルズのペントハウスに囲われたわ!」


恋太郎

「そら⤴またまた…急転直下やな!」


龍太郎

「不純な愛は長続せぇ〜へん…⤵3ヶ月で放り出されてしもたわ…」


恋太郎

「そっから⤴どないなってん?」


龍太郎

「ち〜と待て…恋ちゃん⤴さっきから聞いとったら!そら⤴急転直下やな!と…そっから⤴どないなってん!と…どこで?なにしとん?しか…言っとらんで!?」


恋太郎

「ち〜と待て…龍兄⤴2人で路上漫才してみよか?龍兄がボケで⤴僕は突っ込み⤴龍兄は奇想天外な人生を喋くって⤴僕が強烈にイジる!」


龍太郎

「そら⤴またまた…急転直下やな!」


恋太郎

「そやなぁ〜…???コンビ名は???」


龍太郎

「そっから⤴どないなんねん?」


恋太郎

「!!!急転直下ブラザーズや!!!」


龍太郎

「さすが!!恋ちゃん⤴ごっつええ!!」


恋太郎

「龍兄の愛のDカップ乳占いも絡めよか!」

 

こうして2人は…⤴

15年振りに再会をするのであった


そして⤴新宿2丁目の路地裏で路上漫才をスタートするのであった!


龍太郎&恋太郎

「どぉ〜も⤴急転直下ブラザーズですぅ〜!」

 

龍太郎

「俺…タイでお姉に騙されて88cmのDカップやねん…⤵」


恋太郎

「どこで?なにしとんねん?」


龍太郎

「恋ちゃんにも⤴愛のDカップ乳占いさしたろか?」


恋太郎

「そら⤴またまた…急転直下やな!」


こんな調子で⤴龍太郎の愛のDカップ乳占いと⤴兄弟ならではの軽妙なトークで⤴瞬く間に有名になったのである!


信じるか⤴信じないかは?

あなた次第です。

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