次の世界へ...。
「...は! ...あれ?」
意識を取り戻すと、俺はまた暗い場所にいた。
「またここか...」
そう呟くと、後ろから拍手をされた。
「おかえり! いやーおめでとう! もう解決するとはね」
「まあな」
後ろに立っていたのはやはり神だった。
「凄いね、まさかレベル1で倒すなんて驚きだよ!」
「なんだよ、未来が見えるんじゃないのか?」
「いやいや、確かに複数の未来の中の一つとして見えたんだけど、レベル1で倒すなんて予想外だったんだよ」
「ふーん...でも一番簡単な調査を頼んだんだろ?」
「まあそりゃ一番最初の仕事だからね、失敗がないよう選んださ。...やっぱりグレイリーを付けたのが一番の要因かなぁ」
確かにあの爺さんは役に立ってくれた。
「うんうん、彼のお陰で君たちが死ぬ未来を変えられたからね」
「そうだったのか!?」
「だって支援魔法が無かったらエクスカリバーが折れてエリカ君が死んでいたよ」
確かに、支援魔法が無かったら打ち返せなかった。
俺は、エリカが死なずに済み、ホッとした。
「さて、早速次の世界へ行ってみようか!」
「早ぇぇよ! 休憩させろよ」
「何を言っているんだい君は! そんなにゆっくりしていたら、救える命も救えないぞ!」
「いや、でも少しくらいなら...」
「残念だがうちは君の世界でいう『ブラック企業』というものなんだよ。休む暇なんてない!」
「クソが! 労働基準法が無いのが尚更たち悪いわ!」
「さあ! スキルを持って旅立て! 次は科学が進んだ世界だよ」
俺は光に包まれる。
「マジで休憩無しかよ...クソッ! やってやらー!」
俺は自棄になって叫び、次の世界へと旅立っていった......。
読んでいただきありがとうございます。
一応これで最終話です。
ありがとうございました。




