始まり
「この物語を、読んでくれる方へ。
この物語の舞台となる惑星について、説明させてもらうよ。
宇宙は、果てしなく広がっていて、未知の惑星も数多く存在している。惑星の一つ、輝聖揮通称、ライチャスがこの話の舞台だ。
ライチャスは、他の惑星よりも文明(魔法、陰陽術、機械、知能等)が進んでおりそのため、他の惑星での「歪み」を正す義務がある。これを、仕事として、
彼らは依頼と呼ぶ。「歪み」とは、各惑星で通常では起こり得ない事件、現象を示す。その「歪み」の正体は、ライチャスのように進んだ文明を持った惑星ではないかと言われている。だけど、実際はどうなのか未だに判明してないみたいだ。
ここでライチャスのシステムについて、軽く触れておくね。
高位 聖王…ライチャスをまとめる者 みらい家が代々継ぐことが多い
監理…惑星の歪みの監視や、聖王の護衛。
チーム(組織)…監理から依頼を受けて、歪みを正しにいく者達
さぁここで、この物語に欠かせない登場人物の説明だ。
チーム アカノカゼ
主人公 みらい つばさ
16歳の男子
聖王家の血を引き、若いのにも関わらず才能があり、人望が厚いため聖王候補だが本人は断固拒否。
アカノカゼのリーダーである。
みらい つゆき
14歳の少女 つばさの妹で、つきやとは双子。
みらい つきや
14歳の少年 つばさの弟で、つゆきとは双子
黒清
21歳の男性 アカノカゼ補佐役
つばさとは一番長い付き合い。鷹嶺とは、犬猿の仲。
鷹嶺
21歳の男性 つばさに助けられた過去がある。黒清とは、犬猿の仲。
琴都
16歳の少女 つばさと仲が良いが、当たりが強い。
feather (フェザー)
ペガサスとユニコーンのハーフ
つばさとのパートナーで、人型でいることが多い
と、こんな感じかな。きっと、まだメンバーも増えてくだろう。
深いところは、まだ秘密。
えっ、私が誰かって?それは、教えれないな。まぁ、また何処かでお会いするだろうけどね。」
光の届かないような深い森に、一人の男がいた。何やら唱えると、その男は消えてしまった。