大丈夫か…?
美咲…一体どーしたんだ?
トイレから帰ってきてから変だ…
なんかあったんか?
聞いても答えないし…
帰りに聞くか…
~放課後~
「美咲~!!」
「ん?」
「帰ろーぜ!」(肩を組む)
「うん。ちょっと待ってて」
「おう」
「お待たせ。」
「帰ろーぜ。」
「うん」
~帰り道~
「美咲…」
「なに?」
「今日…どーした?」
「なにが?」
「トイレから帰ってきておかしくなったから」
「なにもないよ…」
「…嘘だな。」
「えっ…?」
「美咲が嘘つくとき、分かるもん」
「………」
「俺にゎ言えないの?」
「………」
「…美咲?」
「…あのさ。」
「ん?」
「…少し…距離おかない?」
「…はっ?」
「………」(下を向く)
「俺のこと…嫌いになったのか?」
「………」(首を横に振る)
「じゃあ、なんで?」
「…さっき…トイレでね、クラスの女子が何人かいたの」
「………」
「智也と別れないなら、こっちにも考えがあるって言われて…」
「…そして?」
「早く別れた方が身のためだって…」
「そいつらの名前…何?」
「えっと、…………」(名前を言う)
「あいつら…許さん」(キレる)
「智也 何もしないでね?」
「なんで? 彼女を傷つけられて黙ってられるかよ」
「うちゎ大丈夫だから
……っ」(しゃがみこむ)
「美咲…? 美咲!!」
「………」(苦しむ)
「美咲(泣)」(叫ぶ)
ガラッ(ドアが開く)
「どーした?」
「先生…美咲が」
「保健室に連れてけ」
「はい。…美咲?」(名前を呼ぶ)
「……」(苦しむ)
「待ってろよ。すぐ落ち着くから」