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俺は高校1年まで仙台で過ごした。

勉強が得意じゃないから、私立高校しか受からなかった。

その頃から、母親の背後に男の影がチラつきだした。

のちの、義理父。

その時点では知らなかった。


「怜生も高校に上がったし、俺達、結婚しないか?」

怜生の義理父・修は言った。

「修さん、でも、私には三人の子どもがいるから無理よ。」

怜生の母、真梨は1度失敗した結婚に慎重だ。

「真梨、俺達幸せになろう。 お前の子どもだって俺に懐いてくれてるだろ?」

「そうだけど、まだ、怜生には会ってないじゃない。 あの子は一番上だから年頃よ。」

「真梨、高1なら後2年もしないで自立できるだろ?」

「そうだけど…」おもむろに煙草に手を伸ばす。 お気に入りのzippoは修からの誕生日プレゼントだ。

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