表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/18

第8話 英雄王の亡霊

準備を整えて100層ボス部屋の扉を開く


両手長剣を構えて対峙する英雄王

クリスを前にその後ろにトール最後尾にユリ

英雄王の斬撃はものすごいものだった4~5回に1回

クリスは弾き飛ばされる 弾かれるたびに縦列を直す

AGI型極振りかと思われるほどの斬撃の速さ手数だけで完全に負けている

ユリも回復魔法や補助魔法をする手数が増えて本命の攻撃ができないでいた


トールの鈍化攻撃がやっとHITする、動きが遅くなった時にパラライズ!

「マグヌスエクソシズム!!」結界の中、英雄王のHPが削れていく

鈍化攻撃とパラライズを上書きし続ける、「マグヌスエクソシズム!!」も上書きする

クリスはヘイトで注意をそらし続ける 間は雷矢で攻撃する

「マグヌスエクソシズム!!」5回目でやっと英雄王は沈黙し長剣を残して消えた

長剣の名前は”ラグナロク”伝説の長剣やないか!

と思って取り上げようとしたが灰になって消えた・・ 

さっきの部屋の剣かと思ったが戻れなかったので先に進む 

レベルが上がったのが分かった、

攻略本の部屋が無かったらやばかったな・・

ユリの言う100のボス倒したら消えるてのは

このダンジョンの事ではなかったみたいで良かった


前のミス克服しないとなと思い奥の扉を開いた

宝物部屋だった お金や宝石がいっぱい有った 

とりあえず必要なだけもらうことに

次来る冒険者の分も残しといてあげょうかと思っていたら 

ユリが「消えたらどうする?」とか言うから 

持てるだけ持ち帰ることにする

クリスも笑いながらかき集めていた 宝部屋の奥にもう1枚扉が有った

開いてみると真上に伸びる筒のような部屋だった 

上の方はどこまで続いてるかわからない

3人とも入って なんだここはとか思ってたら

ユリが「フライ!」とか言ったら、地上に出た! 

お前の引き出しどんだけあるのよぉ!

生活魔法をおさらいすることにしたトールであった


100層クリアでステータス確認

トール 放浪者 金鉄等級 Lv133 人族換算L532 魔族換算L266

職業 ハンター

STRx20 VITx20 INTx100 AGIx400 DEXx300 LUKx20 余90p

ユリ 猫人族 レイヨルドの娘 Lv140 人族換算L560 魔族換算L280

職業 ハイプリースト

STRx20 VITx20 INTx500 AGIx20 DEXx480 LUKx100 余0p

クリス 放浪者 金鉄等級 Lv120 人族換算L480 魔族換算L240

職業 大楯使い

STRx100 VITx550 INTx30 AGIx20 DEXx100 LUKx100 余0p

あれれ?魔族と邂逅したから魔族換算レベルが上がってるのか?

うちらのレベルってどこまで上がるのだろうか、、


ダンジョン管理室に行き報告した 最下層の宝部屋の話もしておいた

100層までのMAPとかも当然渡した がっつり貰っての事だが

人族だけでなく獣人族にも開放したらどうかと進言しておいた 

獣人族の冒険者は見たことがあるがダンジョンでは会ったことが無かったので

獣人族ならきっと100層クリアできるはず 

ギルドハウスに戻ってきた、

受付さんから「そろそろPT名決まりましたか?」と聞かれ、

未定にしてたな確か、と思いみんなで相談してみた

ユリ「ぽわぽわ」クリス「トールと愉快な仲間」えっと、却下で

ユリ「きゅるきゅる!」クリス「ミーネで出会った素敵な仲間!」いやぁー、却下で、

ユリ「バリバリ!」クリス「素敵な仲間!」

あ、こっちで決めていいですか?

ユリ「いいよー」クリス「どうぞー」

トール「”ワンダラー” 放浪者って意味だわ」

他の放浪者も見つけやすいかもなんで

ユリ「つよそう」クリス「いいかも」ユリの頭をポンポンたたいて

受付さんに報告した 報告した途端

「わが町の英雄PT ワンダラーがダンジョンブレイクを阻止!

100階層のボスも攻略しました!!」とスピーカーが鳴った 

いつから英雄なんか・・


ギルドハウス内ではもてはやされて、もみくちゃになっていたが抜けだした

抜け出したは良かったが通りの露店の人たちからも食べ物をたくさんもらった

ダンジョンブレイクしてたら無事では済まなかっただろうからな

甘んじてしばらく受けるかなと思いながら宿屋に帰還した


翌朝、宿屋の前に冒険者PTが立っていた 何か察してしまったトールは

二人を起こしてゆっくり朝食を食べて「今日何する~?」とか言いながら

完璧に準備をして外に出た 

鑑定!

ナーガ 人族 碧鉄等級 Lv99 人族換算L99 魔族換算L99 

職業 勇者;剣士

STRx50 VITx50 INTx50 AGIx50 DEXx50 LUKx50

ユーリ 人族 碧鉄等級 Lv99 人族換算L99 魔族換算L99 

職業 勇者;プリースト

STRx10 VITx20 INTx100 AGIx20 DEXx100 LUKx50

サノスケ 人族 碧鉄等級 Lv99 人族換算L99 魔族換算L99 

職業 勇者;マジシャン

STRx10 VITx20 INTx100 AGIx20 DEXx100 LUKx50 

ミズエ 人族 碧鉄等級 Lv99 人族換算L99 魔族換算L99 

職業 勇者;レンジャー

STRx10 VITx20 INTx50 AGIx20 DEXx150 LUKx50 

勇者だった、ステのMAXが300なのかかわいそう

これが人族のステータスか、

勇者だからとんでもスキルとかありそうだが


ナーガ「ダンジョン攻略お疲れさまでした」

ユーリ「どのような裏技を使ったのですか?勇者でも突破できなかったのに」

トール「はい?」あんたらが弱いだけだろうが、疑うなよ

クリス「実力をお疑いでしたら闘技場でもいきますか?」挑発した~

ユリが前に出た途端、ユーリがはっとしたが

ユーリ「ユリ様がPTにいらしたのですね、だから勝てたのですね」

トール「まーそうだけど、ユリ一人の力ではないよ」

ユーリ「あらあら お認めになりましたね~」

トール「おまえらみたいなのはユリ無しで十分ひねりつぶせるよ!」

ユーリ「あらあら それでは闘技場へまいりましょうか~」


闘技場の中は特殊な魔法で守られていて瀕死にはなるが死にはしなかった

トール渾身のアローレイン1撃だった 4人とも戦闘不能になった

ユリはニコニコで回復魔法で癒してやった クリスは笑い転げていた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ