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そして量子の話へ
読んでいただきありがとうございます。
「無理です。そんなことするぐらいなら、私は量子コンピューターの話しを勉強してブログに書いていた方がマシです。そんなこと……」
使者がなるほどみたいな顔をするのでそれを見た八木洋一は言い切った。自分は量子コンピューターの
勉強をしますと。
音楽は中止となったが、量子コンピューターでスパイの話しをするのかと聞く使者であるが、どうなるかは
わからないと答える八木。どうなるのか誰にも予想がつかない中、使者はそれを認めるのであった。
「よし、それならば、君の言うとおり、量子の勉強をしたまえ。私もそれを止めようとはしない。ただし有効に使うという条件付きだ」
それを守るということで、約束されるのである。