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目のつけどころ
読んでいただきありがとうございます。
「それで北方の方の展開はどうか?」
「決して良くは無いな。むしろ全然期待が持てないだろう。となると後は南進論しか突破口はないな」
北海道から来た人物は南進論を主張し、それはJMI5の人たちと意見が合致したようだ。突破口が北方で打開策が見当たらないので、南進論を主張する面々であったが、それしか選択肢は無かったようである。
JMI5は勿論対外諜報機関ではないので、海外に支局など無かったが、情報の共有みたいなのはあったらしい。それにより、今後の展開を話し合うのであった。
空港ではお迎えの人々が集まっており、車の高級車がスタンバイしていたのであった。
車に乗った北海道から来た人物は、これからのてはずを話し合おうとする。