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待宵草:動けぬ2人



待宵草は待ってはくれない

定時すぐに会えたというのに

街を歩いて食事して

手を繋くことすらできず

君は家路につこうとする


せめて朝まで

花がしぼむまで

隣にいてはくれないだろうか?


今日は念願だったデートの日

緊張して食事の味も分からず

気がつけばもう帰る時間


あなたは引き止めてはくれないの?

震える私をその胸に抱いてはくれないの


中秋の名月から細りゆく今の季節は

月の光もどこか黄味を帯びて

2人の間に降り注ぐ


月を浴びて狼になれれば……

月の下に艶かしく立てれば……


お互いが指を伸ばし合えば

遮るものは無いというのに

動けないでいる2人


待宵草の花が閉じていく……



挿絵(By みてみん)


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― 新着の感想 ―
[良い点] とても想像力を掻き立ててくれる詩でした! 限られた恋の時間、お互いが花開いて待っている感じが良く伝わってきました! 待宵草の意外と強そうなイメージが「狼」とか「艶かしく」というちょっと肉食…
[一言] 月の光を集めたような、黄色い雫の花びらを 集めて煎じて、飲んでみたら ふたりの気後れは消えるのでしょうか?
[良い点] わぁん、ジレジレすれ違いーっ。 手折れ、手折るんだ、その花を! しかし手折るには、儚くか細いマツヨイグサ。 朝を待たない月色の花。 情景、楽しませていただきました!
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