心唱ノ霊魔 第三話 『晶柳に勝ちたい‼』
こんばんは。
言ノ葉 寿詩です。
まだ、本編も終わってない…。
そうなれば、登場するキャラクターも
限られる。
難儀だ…。
第三話
ヒ「晶柳に負けない勝負なんて、ないのかなぁ……」
思「いや、うん、そうねねねね」
忍「うん、そそそうだだね」
ヒ「？」
思「いやややや、かかくくししごとなんてななないよ」
忍「（さささすがに、みんな不幸にはなりたくないからね）」
ヒ「どうしたの？」
思「いやや、ちょっと帰ろうかととととと」
忍「……（抜き足、差し足……）」
ヒ「あれ？ イヴちゃん」
思忍「⁉」
イ「やっほー。三人とも、何してるの？」
思「（イヴ、何も言うな）」
忍「（あなたは、ここにいてはいけない。はやくどっか行け）」
イ「……、うーん……」
忍「（……ヤバイ母さん、あれはどんなイタズラをしようか、迷ってる顔だよ）」
思「（しかも、イヴは晶柳経由で、色んな情報を持ってるし）」
イ「……、しおん、しのはちゃん……」
思忍「な、なに？」
イ「いま、なにが、いちばんされたくなーい？」
思「そんなの、言う訳がな
イ「この一志とイチャイチャしてる写真を、拡散する予定なんだけど？」
思「人生ゲームの話題をしていいいので、その写真を返してください」
イ「しのちゃんは？」
忍「……（汗）」
イ「うーん、しのちゃんのお兄ちゃんが『イヴのお願いを聞いたら、なーんでもしてあげるって
忍「人生ゲームのことを言わないようにしてたよ」
イ「ふむふむ」
思忍「「は⁉ 巧妙な罠だ‼」」
イ「ヒカリ、」
ヒ「？ なに？」
イ「人生ゲームなら絶対に負けないって」
ヒ「え、ほんと⁉」
イ「うん、この二人のお墨付き」
思忍「「い、イヴ‼」」
イ「思音、これあげる」
思「？ 妙に素直ね」
イ「バックアップを取ってあるから、欲しいなら何千枚でもあげる」
思「なっ‼」
イ「忍羽、お兄ちゃんことは冗談だから、あとで粗品を送っとく」
忍「嘘だぁああああああああああああ‼」
イ「うん、そう、噓なの。話が早くて助かる」
イ「じゃあね～」
思忍「「……、あいつは……」」
思「ほんと、いい性格してる」
忍「証拠写真の山に埋もれて言うのはどうなの」
思「あなたは買収されたよね」
忍「詐欺だね、強いて言えば」
思忍「「……はぁ、」」
ご精読ありがとうございました。
