運命
銀色の肩くらいの細い髪が、
森の深緑と木漏れ日に、
サラサラと煌めく。
短いけれど細くて美しい髪。
目鼻立ちもはっきりしていて、意志の強い瞳をしていた。
まるで白磁の様な肌が病的に美しい。
華奢で繊細な容姿とは対照的に、グレーの特徴的な迷彩柄のパンツと防弾チョッキ、銃はさっき言っていたkarともう一つ、機関銃のようなものを背負っていて、装備は戦闘的だった。
完全装備の天使だ・・・。
残酷な天使だーーーー。
俺は余りの美しさと衝撃で見とれていた。
少女が口を開いた。
「じっと見てないでなんか話しなさいよ!」
俺は乾いた口と喉に唾を飲み込もうとしてむせた、、、
グッ、ゲホッゲホッ、カハッ!
「いい加減にしないとアンタも撃つわよw」
俺は焦って話した、
「あ、ありがとう」
「アンタ仲間にどうして撃たれようとしてたの?」
不思議そうな表情で、ぶっちゃけ、可愛い。
「実は・・・仲間じゃないんだ、俺が勝手にそう思ってただけみたいで」
「何それ?w意味わかんない。私を殴ってあいつらを助けたじゃない。」
「そそそそそれは咄嗟のことであんまり意味がないことなんだよ、偶然そうなっただけというか・・・」
「ふーん、ま、いいわ。それにしてもアンタ!さっきワタシの胸、揉んだでしょー!w・・・どうやってお返ししてやろうかしら・・・」
彼女の顔が紅潮している。
「(そう言えば…)ご、ご勘弁を!」
俺は偶然起こったあの時の柔らかい感触を思い出しながら謝った。これご褒美だろ。
「思いついた!!アンタは囮になりなさい、さもなくば今ここで銃殺よ!」
やはり残酷な天使だ・・・。
「は、はあ…。
(従うしかない)畏まりました・・・」
「自己紹介がまだだったわね、私の名前はアスカ、飛ぶ鳥と書いてアスカよ」
「お、俺はヤマト。」
「はぁ?まるで日本史じゃないwウケるw」
そんなこんなで彼女とパーティ?(奴隷)を組むことになった。
残り、30人
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