翔と海斗のお話し
あの日(昨日)翔はガチャで爆死して意識を失った。
~学校にて~
「よ、よう。どうした?翔」
そう話しかけるのは翔と小学校からのゲーム友達である海斗だ。
「カタカタカタカタ」
そしてこちらでカタカタしているのが翔。
「ガ、ガチャで爆シブスッ」パタッ
翔は謎の言葉を発し気絶した。
「あぁ~大体分かった。ガチャで爆死したんだ。」
その言葉が翔を再起動させた。
「そ~うなんだよっ。何回も十連ガチャ回しても☆5はおろか☆4すらでないしさぁ?
フレンドチャット見たら『やった~単発で☆5当たった~やった~やった~アヒャ(゜∀゜)アヒャ』
な~んて書き込まれてさぁ?ホ~ントッガチャって憎いよねぇ~。もしかしてこの世の戦争って
ガチャのせいなn」
「アーハイハイワカッタワカッタ。だから一旦落ち着け?」
「落ち着けるかっ!昨日のガチャで無課金で手に入れた石の約半分近くを消費したんだぞっ!」
少し考えた素振りを見せ海斗か言った。
「ソウナンダ・・・。ちなみにどれくらい使ったの?」
「聞いて驚け。なんと石1650個だ」
「なっ、せんろっぴゃくぅ~!?」
1650個。これで約半分だから、×2すればおよそ3300個となる。
それを無課金で手に入れるなど余程の根性がなければできない。
そして1650個で回せる回数といえば10連ガチャが1回で150個だから、11回できることとなる。
「まじか」
「まじだ」
「・・・・・」
その後二人は見つめ合い、「フッ」と笑みを浮かべその場を後にした。
ただ二人が思っていることは違うだろう。
翔の場合
「さぁ~て、今日も石集めをして、徹夜だな・・・」
海斗の場合
「石3300個とか、徹夜しても無理だ。やっぱあいつには敵わないな」
翔はその日も徹夜をし、ガチャをし、爆死した・・・




