ついに・・・
桃太郎たちはやっと鬼ヶ島へ。
鬼はあなどるな!
さあここからが本番だ!
「さあ、今だ鬼が油断しているすきに。」
「おー。」
桃太郎たちは安全をとって戦わずにゆっくりと忍び込もうとしました。
「ん?」
しかし鬼の野生の勘はそんな生ぬるくは無かったようだ。
「おい。何か気配を感じないか。」
「うん。俺も今言おうとしてた。」
きずかれた!
「逃げろ!!。」
桃太郎は声をかけると門の方へ走り出しました。
鬼はどんどん桃太郎、ヨーダ、亀仙人との距離をちじめてきます。
鬼との距離が3メートルぐらいになったとき、ガターン。
桃太郎、ヨーダ、亀仙人が勢いよくドアを閉めました。
「ふー。何とか逃げ切れた。」
「桃太郎さん、もう鬼から逃げるのはごめんです。
相手に背中を向けるのは危険なんですよ。正々堂々たたかいましょ。」
「フォ―スを信じろ。」
「あっ。はい。」
意見がまとまった?ところで、三人はまた歩き始めました。
「鬼ヶ島ってこんなに広いんだな。
多分鬼がいるところにたどり着くにはあと5キロメートルもあるんじゃないか?」
「さっきから桃太郎さんネガティブなことしか言いませんね。
もっと前向きになったらどうですか。」
「う、うん。」
その頃鬼たちは。
「アニキ大変です。」
鬼の中でも身分が低く、普段はアニキの部屋の掃除係を任されているナンタが
息を切らして走ってきた。
「なんだなんだ慌ただしいな。」
「そ、それが人間の男と体が緑色の動物と、じいさんがこちらへ向かっています。
「は?見張りがいたはずだろう。なぜ入ってこれた……。」
「そ、それがですね……二体とも門の真ん前で倒れていました。
どうしますか。アニキ。」
「どうもこうもあるかい。ここはサスケに任せる。サスケあいつらを止めてこい。」
いきなりふられて一瞬戸惑ったが「イエッサー。」と返事をし、
仲間を連れ、目的の場所に走り出した。
「平和だねー。のどかだねー。
この世も捨てたもんじゃないね。」
「また桃太郎さんはおやじくさい事ばっかり言う。
誰に似たんですか。まったく。」
桃太郎たちは、鬼がこちらへ向かうとも知らずにここの世界を楽しんでいた。
サスケと桃太郎が出会うまで残り3時間。
あいあいです。
今回やっと桃太郎たちが鬼ヶ島へやってきました。
次回の投稿は遅くなりますが、よろしくお願いします。
……ブックマークもよろしくお願いします。