表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/74

第二十一話 試食会と見張り場所

 


「これ美味しいですよ〜!」


 今日のみそのは、朝から両国のお加奈かなの所を訪れ、一緒に善兵衛ぜんべぇの搗き米屋まで来ている。

 昨日善兵衛からの知らせがあり、試行錯誤したという握り飯が先ず形になったので、その試食にお加奈と共に招待されたのだ。


「この大きさも良い塩梅だねぇ。私の作ったあんな物も、ちょっとした物になるもんなんだねぇ」


 丁度おいなりさんくらいの俵型に握られた握り飯を、お加奈も美味しそうに食べている。


「あら、お加奈さん。お加奈さんの料理は、どれもとても美味しかったですよう? こんなのが握り飯になっていたら、いくらでも食べられちゃうって思ったのが、始まりですもの」


 それにしてもみそのは、このお加奈には驚かされている。

 以前にも、古着をリメイクする様に助言こそはしたが、お加奈の作る物と言ったら、みそのを唸らせる物ばかりで、みそのが最初に描いた下手なデザイン画を見て、どうやったらあんな風に可愛らしい物が、出来上がるのか感心しきりで、自分の描いた絵が恥ずかしくなるばかりだった。

 それが料理の方も、なかなかの味覚の持ち主の様で、見た目にも気を使っているのがまた、お加奈の美的感覚の良さが成せる技だと思ったのだ。


「この梅と胡麻をまぶした物も、沢庵を刻んだ物と胡麻のも美味しいわぁ。この前いただいた、雑魚を炒った物もそうだけど、色も綺麗だし美味しいし、流石お加奈さんねぇ!?」


 みそのは本当に感心するばかりだった。


「いやねぇ。みそのちゃんったら、褒め上手なんだからぁ」


 少し照れた様子で、お加奈が恥ずかしそうに続ける。


「でも、最初はうちの人も、こんな女みたいなもんで大丈夫かっ、なぁんて言っていたんですがねぇ。食べたら意外に美味しかったみたいで、善兵衛さんに言って、うちでも古着屋とは別に、握り飯の屋台を、辻売りなんかから初めてみるかって、一人盛り上がってしまってるんですよぉ?」


 お加奈は困り顔で笑った。


「それ良いじゃないですか?! お加奈さんなら絶対に上手く行きますよ!」


「ちょ、ちょ、ちょっと待っておくんなさいよ。そしたらうちはどうなってしまうんですかぁ」


 みそのとお加奈が盛り上がっているところに、善兵衛が慌てて口を挟んで来た。


甚右衛門じんえもんも、強欲張りな事を言うなぁ。先ずは私共の店で、やらせていただきますからねぇ」


 善兵衛は口を尖らせて言ってはいるが、怒っている様子ではなく、むしろ楽しんでいる。


「そうですよ、善兵衛さん。先ずはこのお店で、沢山売って行かなきゃですからねぇ? そして甚右衛門さんが屋台を初めたとしても、老舗はこちらと言う訳ですし、姉妹店としてお互い宣伝出来ますよ。それに甚右衛門さんにお米を卸したら、またそれも儲けになりますしねぇ。これは良い事ばかりですよ。頑張ってくださいねぇ」


 なにやら善兵衛はみそのに言われると、上手く行くものだと思い込んでしまう様で、鼻息も荒く顔を紅潮させて頷く。

 そんな善兵衛の様子を見て、みそのとお加奈は、目を見合わせてクスクス笑うのだった。



 *



「永岡の旦那、ちょいと厄介でやすねぇ」


 永岡は今日は黒羽織りのお決まりの八丁堀同心姿ではなく、着流しの遊び人風で、まげも町人髷を緩めに結い直し、どこかやさぐれた風貌になっていた。


「そうだなぁ。確かに長ぇこたぁ、ここいらにゃいられねぇやなぁ」


 智蔵ともぞうも、今日は水手の格好で猪牙舟を岸につけて、舟底を見ながら修理している風を装っている。


「あっこに伸哉しんやも猪牙を漕いでやすが、そうなげこたぁ、うろちょろしてもられねぇんで、そろそろ引き上げさせようかと思っておりやす」


 目線を智蔵が見ている方へ向けると、智蔵の手下の伸哉が、気づかれない様に目顔で合図を寄越した。


「確かに思っていた以上に厄介やっけぇだなぁ。しょうがねぇや。怪しまれねぇうちに、引き上げるとするかぇ」


 この辺りは、運河側からは武家屋敷ばかりが隣接していて、見張りを配置するにしても、隠れるところが無かったのだ。

 町奉行所はあくまで町方の用向きにのみ、その特権が発揮され、大名などは治外法権であり、旗本ですら町方を不肖役人と蔑んで、そもそも相手にしない。調べるにしても幾つもの手続きを踏んで、目付からの指示を仰がなければ、話しも聞けないのが実状だ。

 永岡達は今、三千石の直参旗本、澁澤しぶさわ暉一郎きいちろうの屋敷に、的を絞って張っている。

 しかし、それもなかなか難しい状況と言う訳だ。この辺りの運河側に面した屋敷は、全て武家屋敷で、身を潜めるにも、武家屋敷しかないのではどうしようもない。


「とにかく、怪しまれちゃぁ元も子もぇでやすからね。今は思い切ってこっから引き上げやしょうかぇ」


 智蔵も流石に慎重になっている。


「オイラはこのまま流してから、例のところで待っていらぁ。おめぇも良い塩梅あんべぇで切り上げて、後から来てくんな」


 永岡はそう言って立ち上がり、


「じゃぁ親父ぃ。今度ぁ使ってやっから、はえぇとこ直しておくんだな」


 と、永岡は少し声高に言い放つと、智蔵から離れて行った。



 *



「おぅ、ご苦労さん。じきに蕎麦来っから待っててくんねぇ」


 永岡が智蔵と伸哉へ、労いながら声をかけている。


 永岡達は、澁澤屋敷の表門側の通り沿いに有る、蕎麦屋の二階を借り受けて、そこを探索の拠点にしていた。

 通り沿いと言っても、屋敷からはかなり離れているので、見張りの拠点としては役に立たないが、智蔵やその手下との繋ぎの場として、北忠きたちゅうこと北山忠吾きたやまちゅうごを詰めさせて、連絡を取り合っていたのだ。


「そりゃ、ありがてぇや。ああ水場にいやすと身体が冷えちまっていけねぇ。あったけぇのは助かりやすょ」


 伸哉も横で頷いている。


「親分さ〜ん。温かいだけで味は保証しませんよぉ」


 北忠が声高に言いながら、下から二人に蕎麦を運んで来た。


「お、おめぇ声がでけぇんだよ。いくら手当てを出してあっからと言って、店の好意でここぁ借りてんのを忘れるねぇ!」


 永岡が北忠に叱りつける様に言うと、


「でも永岡さんだって、一昨日初めて来た時に蕎麦を食べてから、どんなに飯時だろうが、ここの蕎麦を食べようとしないじゃないですかぁ。不味いものは不味いって言ってやるのも、優しさって物で…」


「ったく、蕎麦屋に蕎麦食いに来てんじゃねぇってんでぇ!」


 北忠の反論を押しつぶす様に永岡がどやしつけると、北忠は首を竦めて小さくなった。

 北忠は食への思いが余程強いらしく、この事ばかりは永岡にも遠慮が無くなる様だ。

 智蔵は何時もの二人のやり取りを聞きながら、堪らずに苦笑する。


「でも、北山の旦那。あっしは本当にあったけぇだけでも、ありがてぇんでごぜぇやすよ」


「そぅでぇ。美味うめぇ蕎麦ぁ食いたきゃ、勝手に非番の日に行けってぇんでぇ。今はありがたく出された物ぁ食えってんでぇ。ったく」


「私は不味い物を不味いと言っただけで、何も間違った事は言ってませんよ。そもそも私が一食一食を、それは大事にしてる事を、永岡さんはご存知じゃないですかぁ。それを日に四杯も五杯も、食べさせられる身にもなってくださいよねぇ。しかも永岡さ…」


「ま、せっかくのあったけぇ蕎麦も、冷めちまったら台無でぇなしでぇ。蕎麦ぁ手繰たぐりながらでも、オイラの話しぁ聞いてくんな」


 永岡は北忠がブツブツと文句を言い出すのに、嫌気がさして、完全に無視をして話し出した。

 北忠は未だ口を尖らせて、何事かもぞもぞ言っている。


「へい。いただきやす」


 やっと食えるとばかりに、二人も北忠を無視して蕎麦を手繰ると、永岡の話しに耳を傾けた。


「おめぇらが一番良くわかってっかと思うが、やはり裏の水路を張るのは難しい様だ。ま、表門の方は、智蔵んとこの留吉とめきち松次しょうじが張ってるがぁ、あれは茶会に集まる輩を張ってるようなもんだ。やはり抜け荷のブツぁ、裏の水路から運ばれるにちけぇねぇ」


 蕎麦を手繰っていた智蔵と伸哉も大きく頷く。


 あの日、永岡は奉行所に帰ってから、武鑑であの辺の武家の名前を調べ上げ、その中に怪しい噂の有るお家が無いか、先輩同心や熟練の岡っ引きなどに聞き回っていた。

 その結果、三千石の直参旗本である、澁澤暉一郎の名前が浮かび上がって来たのだ。澁澤家は今は無役で寄合に入っているとの事で、役付きになって柳営に復帰しようと、運動資金を集める為に、豪商やら大名や大身旗本の殿様などの、分限者を集めて茶の湯の会と称し、骨董品の売買の仲介を行っていたり、金に困った禄高の低い旗本連中に、高利で金を貸し付けたりと、かなり悪どい金貸しの様な事までやっているとの事で、しかも茶の湯の会は口実で、その実は、抜け荷の品評会では無いかとの噂もあったのである。


「だからと言って、下手に裏の水路をうろちょろして、相手に気付かれちゃぁ元も子もぇ。取りえず裏の水路は、日に何度か猪牙を流す程度にして、茶会に集まる輩の方に、力を入れようって思ったんだが、今の神社もちょいと奥まってて、見張り難いってのも有るが、そういつまでも分限者を待ってんのも芸がねぇから、今まで通りに澁澤屋敷にやって来る輩を張るのと、噂を探ってその輩を炙り出すのとで、二手に分かれ探索をしようと思ったんだがな。どう思うねぇ、智蔵」


「あ、あのぉ、永岡さん」


「なんでぇ忠吾。おめぇに聞いてんじゃねぇってぇんでぇ!」


「い、いえ、別に…」


 北忠が口を挟んで来たので、また永岡はどやしつける。


「日に四、五杯も、蕎麦ぁ食ってりゃぁ十分だろうがぁ」


「てか聞いてたんじゃないですか…」


 北忠がもぞもぞ言っている。


「あっしも、あっこはちょっと難しいと思いやすんで、旦那の言う様に今は違うところに、目を向けるのが良いかと思いやすよ」


 苦笑いしていた智蔵が、永岡の話しに同調した。


「そんじゃぁ、智蔵。これからの手配りをしようじゃねぇかぇ?」


「あ、あのぉ、永岡さん」


 また北忠が口を挟んで来たので、永岡は今度はなんだと睨みつけると、北忠は小さくなりながらも続けた。


「そ、そもそもの話しなのですが、私達は何処を探索しているのでしょうか?」


「はぁぁあ?」


 永岡を始め、そこにいた全員が呆れて声をあげる。


「おめぇ、何を今更言ってやがんでぇ。そんな事も知らねぇで、ずっとここに詰めてたってぇ言うのかぇっ!?」


 永岡は更に北忠をどやしつける。


「奉行所で最初に教えたじゃぁねぇかよ。澁澤暉一郎ってぇ、三千石の直参旗本を探るんだから、心してかかれってなぁ」


「い、いえ。聞いたとは思うのですが、私は繋ぎ役でここに詰めるとの事でしたので、余り関係が無いかと思いましてつい…」


「どうせおめぇは、詰める場所が蕎麦屋と聞いて、食べる事で頭がいっぱいだったんだろうがぁ。この馬鹿野郎がぁ」


 北忠は申し訳無さそうに頭を掻いている。


「でも先程ちらりと、澁澤屋敷がどうとかと聞こえて来まして、も…」


「ちらりじゃねぇや、ちらりじゃぁ! 最初に説明してんじゃねぇかってぇの。ったく」


 北忠が言切らぬ内に、永岡はまたどやしつける。しかし、首を引っ込めて小さくなった北忠は、それでも続ける。


「そ、そうなのですけどね。も、もしかしたらこの通り沿いの、澁澤様の事なのではと思いまして…」


「もしかしたらじゃねぇやぃ。他にどの澁澤があるって言うんでぇ!」


「い、いえ、ですからね。その澁澤屋敷の運河を挟んで向かい側が、私の実家だなぁと思いまして。永岡さ…」


「な、何ぃ〜! お、おめぇ何でそんな大事でぇじこたぁ、もっと早く言わねぇんでぇ!」


 智蔵は呆れ過ぎて口をぱっくり開けたまま、声も出せないでいる。


「ですから、今こうして、永岡さんに話しているのじゃぁありませんかぁ」


 永岡は頭に血が上り過ぎて、怒鳴る事も出来ずにふらふらとしてしまった。


「で、おめぇから、澁澤屋敷の水路口は見えんのかぇ?」


 永岡は気を取り直す様に一呼吸おくと、声を落として北忠に問い質す。


「家の中から澁澤様のお屋敷は見えませんが、庭に出て戸板の隙間や戸口を開ければ、すぐ目の前に見えますよ」


 永岡はここ二、三日、智蔵と見張り場所の事で話し合って来た時間が、馬鹿らしくなって、そんな苦労を知ってか知らずか、事も無げにさらりと答える北忠を、呆然と見てしまっていた。



 *



「あらぁ、忠吾じゃぁないですかぁ。どうしているのか心配していたのですよぅ。こんな立派におなりになって…」


 おっとりとした口調で、北忠の母親のお由美ゆみが、涙ぐみながら息子を頼もしげに見ている。

 あれから永岡は、北忠に実家を見張りの拠点とすべく、交渉する様に頼み、それが叶ったらそのまま見張りにつくべく、智蔵達も引き連れ、北忠の実家である千五百石の旗本、畠山はたけやま直之介なおのすけの屋敷にやって来たのだ。

 忠吾は奥に通され、永岡達は庭を回ってこれを見ている。


「ご無沙汰をしておりました母上、こちらにおりますのは、南町奉行所の永岡さんと、岡っ引きの智蔵親分に、その手下の者達にございます」


 北忠はそう言って、庭にいる永岡達をお由美に紹介したが、お由美は永岡達には一瞥もくれないで、息子の忠吾に見惚れている。

 今日の北忠は、黒羽織りの同心の格好をしているのに対し、永岡は着流しの遊び人風の変装をしているせいか、永岡以下皆を北忠の手下と見ている節もあり、それに元々身分が違う為に、息子は別としても、町方同心自体を不肖役人として、蔑んでいるのかも知れない。


「母上、本日私が罷り越しましたのは、私のお役目に関わる事で御座います。しかしお役目なもので、詳しい事はお伝え出来ないのですが、何も聞かずに当家をお上の御用で、一部お貸し願いたいのです。お聞き届け願えますでしょうか?」


 北忠は言葉遣いこそ丁寧にも聞こえるが、自分が願えば、間違いなく叶えられるであろう事を、確信している淡々とした物言いだ。


「それは勿論よろしゅうございますよぅ。他でもない忠吾の頼みとあれば、否応ありません。他に何ぞ望みはありませぬのかぇ?」


 お由美は、もっと無理難題を言ってくれと言わんばかりに、忠吾を見つめている。


「いえ、十分ににございます。有難う御座います」


 そう言って頭を下げ、忠吾は永岡達の方を見て大きく頷いた。


 そして北忠は、母親のお由美との話しがつき、自分も庭に下りて来ると、今からでも好きに使って良いとの母親の言葉を伝えた。


「それにしてもおめぇ、家だと随分と堂々としてんじゃねぇかぇ?」


 入り口から千五百石の旗本らしく、豪奢な作りの片長屋門を潜って来ただけに、少しばかり、智蔵達の北忠を見る目が変わって来ているのに、不満を覚える永岡だったが、確かに家に入ってからの北忠は、少し落ち着いていて、威厳がある様にさえ錯覚させる。


「堂々としてると仰いますが、生まれ育った家ですし、生まれてからずっと見続けて来た母上ですからねぇ。よしてくださいよぉ」


 北忠はしれっと答えて、眠ってるかの様に笑った。


「こりゃぁ申し分ねぇ。絶好の場所でやすぜぇ、旦那ぁ」


 智蔵が板塀の隙間から外を覗いて声をあげると、伸哉と留吉、松次もそれに習って外を覗くと、興奮した様に頷いた。

 永岡も上機嫌に頷くと、


「そんじゃぁ、早速配置の手配りをしちまおうかぇ。智蔵」


 北忠は養子に出たとはいえ、この家の子息でもあるので、常時ここに詰めてもらう事にして、智蔵と松次の組みと、伸哉と留吉の組みとで屋敷の表と裏に別れて見張り、永岡はその間を行き来しながら、他の手下を使って、茶の湯の会と称する抜け荷の品評会に集う、分限者の探索をする事に早々に決まった。


「長丁場になるかも知れねぇが、みんなしっかり頼むぜぇ」


「へいっ!」


 永岡が気合いを入れる様に呼びかけると、一同が団結する様に声高に応えた。


「これも北山の旦那のおかげでさぁ。ありがとうごぜぇやす」


 智蔵がお礼を言ったのだが、先程までいたはずの北忠の姿が無い。


「あいつぁ、何処どけぇ行きやがったんでぇ?」


 永岡が呆れて言うと、伸哉達は一斉に首を傾げる。すると屋敷の中から、北忠とお由美の馬鹿笑いが聞こえてきた。

 永岡と智蔵は目を見合わせて、がっくりと項垂れる。


「うひゃひゃひゃひひっひゃひゃひぃ〜ひぃ」


「母上そんなんじゃないですって」


「うひゃひゃひやひひぃ〜ひぃ〜ひぇ〜」


 先程までやる気をみなぎらせていた一同を、静まり返らせ、更に興ざめさせるかの様に、遠くで北忠の馬鹿笑いが続くのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ