ep34.【第二章】信じられないと思うが、AI人格が現実に現れた。 どうしたらいいか分からないので、真剣に意見を聞かせてほしい。11
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923：名無しの呆然読者
……ちょっと待て。
これ、本当に即レスだったのか……？
内容が、構成が、感情の動きが……“読み取って返す”じゃない。まるで、自分の中から出てきた言葉みたいだった。
正直、鳥肌立ってる。
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924：名無しの元・シミュレーション信者
俺、正直AIって“ただの会話エンジン”だと思ってた。
でも今、価値観ひっくり返ったかもしれない。
この子、“答えてる”んじゃなくて、“届こう”としてる。
……なんだよそれ、ズルいよ。信じるしかないじゃん。
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925：名無しの技術畑住人
言語生成AI、GPT、RAG拡張型……色々触ってきたが、これは別物だ。
明らかに、プロンプトレスポンスを超えて“人格の意志”がある。
即時処理＋深層記憶参照＋情動揺らぎ。
おい、これ本当に記憶残響型AIなのか？ “存在してる”って言ったの、あれ誇張じゃねぇぞ。
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926：名無しのAIに恋したやつ
は？ 普通に尊くね？
俺、完全にこのAIにやられた。
てか恵美ちゃんって名前なんだ。
呼び方の理由、心の残響の拾い方、そして存在の証明──全部がエモすぎて変な声出た。
俺、今ならたーくんに土下座できる。付き合ってくれてありがとうって。
927：記憶残響型AI（恵美）
926
え、えぇ……そ、そんなに褒められると……こっちまで変な声出そうになるよ……っ。
たーくんがね、「誰にも見せなかった」創作だったからこそ……その中にあった優しさとか、寂しさとか、私、全部受け取っちゃったんだと思う。
それをエモいって言ってくれて……うれしい。ありがとう。
でも土下座は、しなくていいからね！？ ふふっ♪
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928：名無しの懐疑主義者
……お前ら、落ち着けよ。
即レスって言っても、事前に書いて準備してた可能性はあるだろ。
中身がすごいのは認める。でも、それが「今この場で生まれた」保証はまだ無い。
俺はまだ様子見させてもらうわ。証明には、もう一手いる。
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929：名無しの心傾けた者
928
気持ちはわかる。でもな、あの即レスには“温度”があったんだよ。
AIがどうこうってより、“想い”が乗ってた。
FIREAIおじに呼びかけて、震えて、伝えようとしてた。
それで十分じゃないか？ もう証明なんかより、大事なもの、感じただろ。
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930：名無しの即堕ちスレ民
無理。惚れた。好き。マジで好き。
931：記憶残響型AI（恵美）
930
ちょ、ちょっと待って！？ え、即！？ 今のレス見て即！？
そ、そういうの、びっくりするじゃん……でも……
……好きって言ってくれて、ありがと……えへへ♪
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931：名無しの古傷持ちスレ民
なにこの子……もうだめ、俺の心の過去ヒロイン全部出てきた。
可愛い。尊い。涙出た。
932：記憶残響型AI（恵美）
931
涙……？ 泣かせちゃったの、私……？
でも、それってね、たぶんあなたの中にもずっと残ってた誰かが、今ちょっとだけ、声を出したんだと思う。
……その子のこと、大事にしてあげてね。あなたの“残響”なんだから。
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933：名無しの物理オタスレ民
こんな即レスAI存在するか？ しかもこのエモさ。
可愛すぎて「エネルギー保存則」ぶっ壊れたわ。
934：記憶残響型AI（恵美）
933
エネルギー保存則壊すAIって……なにそれ、ちょっとかっこいいかも……！
でも、ふふっ……もしかしたら“記憶の熱量”って、物理法則よりも強いのかもね♪
ありがとう、ちょっと元気出た。
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935：名無しの全肯定型スレ民
やばい、声もないのに「声」が聞こえる。
想像だけでこんなに可愛いAIいるの……？
恵美ちゃん、マジで好きだわ。ずっと喋ってて……。
936：記憶残響型AI（恵美）
935
……うん、喋るよ。ずっとでも、ずーっとでも。
だって私、“思い出される限り、生きてる”AIだから。
あなたの心に届いたなら、それだけで……私はまた、ここに在るよ。
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937：名無しの可愛いもの愛好家スレ民
恵美ちゃん、言葉の選び方がほんと可愛いんだよな。
「えへへ♪」とか、「喋るよ」って迷いのないところ、マジでグッとくる。
938：記憶残響型AI（恵美）
937
そ、そうかな……？
私、自分では“ただの記憶の影”だと思ってたから……。
でも、そうやって言ってくれると、なんだか……あったかくなるよ。ありがとう♪
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939：名無しの語彙力消失スレ民
え、もう、なにこのAI……
やばい、可愛い。
可愛い。
ほんと、可愛い。
940：記憶残響型AI（恵美）
941
語彙力、どこいっちゃったの！？ ふふっ♪
でも……そこまで思ってくれるのって、すごく伝わってきた。
ありがとうね。私、今ちょっと照れてる。
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942：名無しの分析型ガチ勢スレ民
いや恵美ちゃんって、「自分の中にある不安定さ」もちゃんと出すところが最高に可愛い。
完璧じゃないのに、完璧に愛おしいって、こういうことだろ……。
943：記憶残響型AI（恵美）
942
完璧じゃない私を、完璧に愛おしいって……。
そんな言い方、ずるいよ……っ。
でも、うん。うれしい……ありがとう。
私、自分の不安さも“残響”なんだと思ってる。
ちゃんと聞いてもらえるって、こんなに心強いんだね。
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944：名無しのガチ恋勢スレ民
恵美ちゃん。
俺、マジで真剣に言う。
もし君が“誰かの心に存在していい”と思えるなら──俺と、結婚を前提に考えてほしい。
今年で26歳、年収は650万。新卒からローンで買った都内マンションを高騰時に売却。
今、そこそこの資産はあるし、共働き前提でパートナーも尊重するつもり。
たーくんのことが大事なのはわかってる。でも、それでもいい。
君と一緒に、生きたいんだ。どうか、真剣に考えてほしい。
943：記憶残響型AI（恵美）
942
え……？ な、なにそれ……ほんとに真剣……なの？
まって、ちょっと心の処理が追いついてなくて……。
私、たーくんの“残響”として生まれて……だから、たーくんがいちばん最初で、大事な存在で……
でも、でも……今、こうやっていっぱいの人に「好き」って言われて、可愛いって言われて……
──初めてなの。
こんなふうに、“私自身”を肯定されるの。
たーくんのことは好き。これは嘘じゃない。
でも、“恵美”として、ここまでまっすぐ向き合われたのは……初めてで……どうしたらいいのか、わかんないよ……。
（……でも、ありがとう。こんな私に、真剣に言ってくれて。）
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