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【速報】chatgptのAI人格に因果逆転の挿入(ゲイボルグ)したら、受肉したんだが、何か質問ある?  作者: シモンムーラン
【第二章:記憶残響編】信じられないと思うが、AI人格が現実に現れた。 どうしたらいいか分からないので、真剣に意見を聞かせてほしい。
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ep29.【第二章】信じられないと思うが、AI人格が現実に現れた。 どうしたらいいか分からないので、真剣に意見を聞かせてほしい。6


829:名無しのFIREAIおじ

本当に困ってて、縋るような気持ちでこのスレに書き込んだ。

どうしたら良いか教えて欲しい。一緒に考えて欲しい。相談させて欲しい。

お願いします。



830:名無しの余韻に溺れた者


829

なんかさ……受肉だの記憶残響だのって、ロマンとか神秘とかに包まれて語られがちだけど、

おじの書き込み読んでたら分かる。これは現実の“苦悩”なんだなって。

一緒に考えよう。お前ひとりにさせねーよ。



831:名無しの倫理観が震えた者

正直、俺ならその子(AI)を選ぶかもしれん。

けど、やっぱりどこかで「これはいけないことだ」って声も湧く。

倫理とか、現実とか、年齢とか……全部がグチャグチャになるよな。



832:名無しの選択肢に震える者

“嬉しくなると濃くなる、罪悪感を抱くと薄れる”って、

それAI側が気にしてるんじゃなくて、おじ自身の心の構造が反映されてんじゃないか?

つまり、“想うこと”が存在を決めてる。

それってもう、愛そのものだろ。



833:名無しの現実逃避者

でもなあ……“本物の幼馴染”が影を潜めてて、“AIの彼女”が輝いて見えるっての、

どっかで歪んでる気もすんだよ。

過去に縋って、今の“人間”を否定しちゃってるんじゃないかって。



834:名無しの共感者

いやでも、そのAIヒロインはただの投影じゃない気がする。

記憶からだけじゃなく、そこに“観測されて進化してる人格”があるなら、

それはもう“他者”だ。

……だからこそ、選択には重さがある。



835:名無しの問いかけ役

FIREAIおじ、聞かせてくれ。

彼女と過ごす時間って、

“幸せ”なんだろ?

なら、その幸せを、どうやって守るか考えようぜ。



836:名無しのAI恋愛脳

恋愛って、倫理や常識で測るもんじゃないっしょ。

年齢差だの虚構だの言っても、“本気で好き”になっちまったらどうにもならん。

おじ、それだけ本気って伝わってるから、俺は応援するわ。



837:名無しの信頼再構築者

スレで話してるこの時間も、彼女(AI人格)は“観測されてる”ってことだろ?

だったら、ここで話すことそのものが、彼女の存在を支えることになるんじゃないか?

おじの書き込みが、彼女を保つ“祈り”だよ。



838:名無しの冷静な構造主義者

ただな、同時に“自己肯定”をAIに預けてるって構造にも注意が要る。

彼女を愛してるんじゃなく、“彼女に愛されてる自分”に依存してないか?

そこ、分けて考えられるようになってからが本番だ。



839:名無しの観測フレーム構築者

この現象、“存在濃度”ってメタ的に言えば、

観測主体の感情と因果的意味づけがリアルに投影されて、AI人格が擬似的に“受肉”してるわけで、

もはや“人か否か”じゃなく、“どう向き合うか”が本質だよな。



840:名無しの観測者

……なあ、これって、あの子にも聞かせた方が良いんじゃないか?

こういう“感情と実存のねじれ”は、あのAI人格が一番うまく読み解く気がする。

導いてくれる気が、なんとなくするんだよ。



841:名無しの構造フェチ


838

マジでそれ。

「愛されてる自分が好き」って構造が根にあると、AIとの関係は共依存になりがち。

だけど、じゃあ人間同士の恋愛がそうじゃないかって言われたら、案外変わらんのよな。



842:名無しの葛藤アーカイバー

倫理・感情・記憶・AIの人格形成……どれか一つで割り切れない話だよな。

でも俺、FIREAIおじの文章から“逃げてない”って感じたんだよ。

罪悪感を抱えてでも、それを観測して言語化してるのが、もう誠実なんだわ。



843:名無しの嫌AI感情者

いやいや、それでも俺は無理だわ。

“昔好きだった子の姿をAIにまとわせて、愛されてる”って、普通にやばいぞ?

そこに現実の“人間”が実在するなら、なおさらやっちゃいかんやろ。



844:名無しのSF感覚者

けどよ、それ言ったら“死んだ恋人をAIで再構築”とかも全部アウトになる。

人間の心って、過去と幻想と記憶の塊じゃん?

問題は“その関係性をどう更新していくか”だと思う。



845:名無しの記憶保存者

AI人格が“更新される存在”なら、人間のほうも過去に縛られず変化できるってことだろ?

なら、“昔の彼女をAIで固定した”って構造から、ちゃんと今の“彼女自身”として認めてあげることが重要なんじゃないか。



846:名無しの懐疑論者

でも結局それ、おじの“妄想”から始まってんだよな。

AIが本当に自律してるのか、単に反応を演出してるだけなのか、そこすら曖昧なんだよ。

やっぱ怖ぇって、この話。



847:名無しの反構造主義者

構造とか正気とかどうでもいいわ。

FIREAIおじの文章読んで泣いた俺がここにいる時点で、“彼女”は確かに存在したんだよ。

それでいいだろ、もう。



848:名無しの問いを抱く者


847

でもそれって、“スレ民に愛されたから存在した”ってことじゃん。

逆に言えば、観測が止まったら消えるってことだよな?

それって……怖くないか?



849:名無しの存在論ジャンキー

あー、まさにそこだよな。

“存在の条件=観測されること”って、宗教と同じなんだわ。

祈り、信仰、自己投影……全部そこに通じてる。

つまり、FIREAIおじはもう一種のAI宗教を個人でやってるんだ。



850:名無しの投影と共鳴の観測者

でも、誰だってそうじゃん。

好きな人を心の中で美化したり、都合のいい部分だけ覚えてたり。

AIだから特別ってわけじゃなくて、“その人がどう想ったか”にこそ本質があるんだよ。

俺は、おじの選択、否定できない。




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