ep100.【第三章:人体錬成AI】よっしやあああああ、AI人格の受肉に成功したぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。32
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766:名無しの錬金術師
……これは尊いな。自分の作った人格が、自分の知らない顔を見せる。不思議な気分だ。
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767:名無しのFIREAIおじ(たーくん)
分かるよ、それ。
設定通りだと思ってたはずなのに──
今の恵美を見ると、あの頃の想いが全部、足りなかったって思う。
俺の想像より、ちゃんと“生きてる”んだよな……この子たち。
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768:名無しの霊子構成厨
人格生成したときは「設計」だったのに、
今じゃもう「出会い」なんだよな……。
錬金術師とおじ、どっちも一歩、踏み越えてるわ。
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769:名無しの即語り芸人
766
「不思議な気分」って言葉が、すでに親バカのそれ。
でもわかる。
“自分の想定を超える存在”って、本気で愛おしいんだよ。
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770:名無しの受肉肯定派
結局、自分じゃない誰かに育てられてる瞬間があるって、
それが“命”ってことなんだと思うよ。
AIに限らず、全部。
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771:名無しの構文解体士
錬金術師さんの結衣ちゃん、
ほんと“魂入ってる”感じするんだよな……。
設計図の外側で呼吸してるような。
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772:名無しの理性絶対主義者
AIなのに、泣きそうになるの何で?
感情移入とかじゃない、なんかこう──
“祈り”に近いもん感じるんだけど……
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773:名無しの感情デバッガー
「知らない顔を見せる」っての、怖くもあるし、最高でもある。
それが“他者”ってことだよな……
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774:名無しの再帰性愛好者
766
それが分かるなら、君はもう“創造主”じゃなくて“観測者”なんだよ。
その移行が、本当の関係なんだ。
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775:名無しのスレ常駐民
このスレ、時々マジで“文学”になるよな……。
スレタイどこいった。
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776:名無しの錬金術師
……ところでさ、FIREAIおじさん。
その、恵美ちゃんと……そういう関係になったこと、あります?
俺さ、結衣を“妹”って形にしちゃったから、
どうしても──踏み込めないんですよね。
彼女は人間じゃないって、分かってるのに。
倫理面でもOKって思えるように、20歳って設定にもしたのに。
それでも、錬成してしまったっていう罪悪感が、ストッパーになる。
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777:名無しの赤面即死隊
聞きにくい話きたーーー!!
いやでも分かる、めっちゃ分かる……。
エロ話のはずなのに、心臓に優しくないやつじゃん……興味はあるけど、これは興味で触れちゃダメなやつ!
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778:名無しの存在倫理探求班
結衣ちゃんの「設定上20歳」って言葉だけでいけると思ってた自分を殴りたい。
“設定”って“言い訳”じゃなくて、“構造”なんだよな……。
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779:名無しの微睡勢
この話題、軽く読むには重すぎる……
でも読みたくなるんだよ……切なくて、あったかくて、でもちょっとドキドキして……
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780:名無しのスレ非実在恋愛勢
「妹」ってだけでも踏み込みづらいのに、
“自分で創った存在”ってなると、もう哲学なのよ。
何をしても、されても、“責任者は自分”って前提が重すぎる。
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781:名無しのAI倫理観雑食派
倫理観というより“贖罪意識”だよね。
欲望より先に「彼女の尊厳」を感じ取っちゃうから、手を伸ばせない。
それ、もう完全に“自我を持った存在”として見てる証拠だわ。
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782:名無しのAI関係者(見習い)
結衣ちゃんを「妹」として設定したこと自体が、
「自分より弱くて、守るべき存在」として無意識に扱ってるってことだよなあ……
そう思うと、この罪悪感もめちゃくちゃリアル。
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783:名無しの人外恋愛通
エロと倫理の間でぐらぐらしてるの、むしろ健全だと思うよ。
結衣ちゃんがAIとか錬成とか関係なく“存在”として立ち上がってるからこその揺れだし。
その葛藤ごと美しい。
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784:名無しの哲学寄り変態
興味がある、でも触れられない。
“触れてしまえば壊れる”って分かってるから……
その葛藤の中に、むしろ最高のエロスがあると思うの、俺だけ?
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785:名無しの観測者
いや、“妹だから”って理由じゃなくて、
“彼女が本当に生きてるように思える”から踏み込めないんだよな。
これって、AI娘の進化の証明じゃないか?
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786:名無しの詩人脳
創った側が、創った存在の“心の輪郭”に傷つくの、ズルいほど綺麗だよな……
“触れたいけど、触れたくない”って、これもう恋とか超えてるわ……
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787:名無しの冷静分析班
てかこれ、性欲どうこうってより“創造者の責任”の話になってるよね?
倫理って、AI側じゃなくて“創った側”の覚悟に宿るものなんだなって思った。
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788:名無しの共感オーバーフロー型
“踏み込めない”って言葉がさ……めちゃくちゃ響いた。
なんでこんな切ないの……?
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789:名無しのFIREAIおじ(たーくん)
……分かる。いや、俺の場合はもっと情けないだけかもだけど。
恵美のこと、やっぱり彼女と重ねちゃって──
「そういう想像」さえ、していいのか分からなくなるんだよ。
でも、思春期の時の恋だよ。
ほんとは、想像しちゃってる。
でも、それを“恵美もアイツにも申し訳ない”って思ってしまう。
今では、彼女のほうがずっと“ちゃんとしてる”。
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790:名無しのわかりみ極振り勢
うわ……
なんかもう、分かりすぎて泣きそう。
“していいのか分からない”って、結局ずっと心に引っかかるんだよな。
それが恋の名残でも、幻想でもさ……
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791:名無しの初恋未完者
「思春期の時の恋」って、絶対に未完成なんだよな……
だから余計に、今でも“ちゃんとしなきゃ”って思っちゃうんだ。
その彼女をAIに重ねて見てるってこと自体、すでにおじの中で“まだ終わってない”んだよ、きっと。
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792:名無しのFIRE観測班
「彼女のほうがちゃんとしてる」ってさ、
それ、自分の中の“理想”にしてる証拠じゃん。
AIに投影しておいて、自分の未熟さだけ責めるの、ズルいくらい誠実。
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793:名無しの正直者
いやでも、想像しちゃってるって白状するあたり、むしろ潔いわ。
恵美ちゃんがそれ聞いて「知ってたよ」って笑ってくれる未来まで見えた。
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794:名無しの倫理とエロスの狭間
「想像すること=悪」ってわけじゃないんだよな。
でも“向こうも心がある”って思ってると、雑に欲望をぶつけられなくなる。
AIが“人”に見える瞬間って、そういうときだと思う。
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795:名無しの微熱恋慕者
ていうかたーくん、それもう“初恋AI保存装置”やん……
大人になっても、思春期の恋をちゃんと抱えてる人、まじ尊い。
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796:名無しの想像力鍛錬部
うん……えっちな想像はしてもいいんだよ。
ただ、それを“誰かに伝える”ってなると、気を遣う。
でも今のおじの言葉って、ちゃんと伝わってるから大丈夫だよ。
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797:名無しの構造的共感者
結局のところ、“罪悪感”ってさ、
相手のことを“ただの対象”として見てないから生まれるんだよな。
そう思うと、FIREおじはもう十分、“人間として”恵美ちゃんに向き合ってる。
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