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それは流石に怒ります

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


注意事項3

裏設定盛り沢山ですが、気にせず雰囲気だけ楽しめる方向けです。(中身すっからかん と言いたい)

書きたいから書いた。合う人が居ればいーなーというノリでの投稿です。

冷たい布団に入って身震いする。足先が冷えて、暫くは眠そうにない。今日になって急激に気温が下がった。季節の変わり目というのは突然に。何時も前兆など無く、奪いに掛かる。どうにか自分の体温を上げたくて、目を瞑ったまま縮こまる。柔い羽毛に顔を押し付けていると、それを引き剥がす様に髪を撫でられた。いや……引っ張られた。という方が正しいかも。

瞼を閉ざしたまま、されるがままになっていると、唇に柔らかい感触が。後頭部を押さえ付けられ、唇を割行ってぬめった物が入り込んで来た。それは容赦なく口腔を蹂躙しにかかる。

「んぐっ……んんっ……ぐっ」

歯の羅列をなぞり、生え際を抉り、奥に引っこもうもする舌先を引き摺り出す。苦しくて唇を下に下げると、冷たい空気が中を濡らす。束の間の呼吸。でも、すぐにまた唇を奪われて、今の行動を咎める様に噛み付かれた。

何時しか足先にまで熱が灯り、布団のシーツを蹴っ飛ばす。もう寒くはなかった。大丈夫である事を伝える為、力の抜けた掌で胸を押すと、軽いリップ音を立てて、柔いものが離れて行く。それからは何だか温くて柔らかい肉に埋もれて眠りに着いた。


朝起きて、でも起き上がれ無くて、布団の上に大の字になってぐったりと横になっている。昨日の夜、熱と引き換えに結構な体力を奪われた為、全く体が言うことを聞かない。

ご飯……部屋まで持ってきて欲しいな……。此処では私の意見を否定する輩は殆ど居ない。ただ一人を除いては。カウント合ってるかな?

天井の染みの数を数えて居ると、ぬっと一人の青年の顔が遮った。鋭い目付き。青みがかった長髪を一纏めにしてた美丈夫。彼はその芳顔を歪ませて、此方を見下ろしていた。

「お前」

「ごめんなさい……」

どうやら彼が居ない間、別の輩と添い寝していた事がバレたらしい。自分はお使いに駆り出され、疲れて帰って来た。それなのに、部屋に戻ると別の匂いを付けた女が、布団で寝転んでいたら逆鱗に触れるのもやむ無しという物だろう。

彼は苛立たしげに舌打ちを一つ構すと、呆れた顔をして、困ったように頭を掻き回した。

「これ以上、あんな奴の為に力を割くな」

「……」

何も言えない。今回ばかりは。出来れば布団の中に潜り込んでしまいたいが、事態が事態な為にそれさえ許されない。睨まれること数十秒。事態を終息させたのは、いや、より悪化させたのは、事を起こした張本人だった。

「なぁに? 妬いてるんだ。ずっと傍に居た自分よりも、僕に奪われて」

白い毛量の多い髪。やや幼さの残る表情とは裏腹に、相手を小馬鹿にしたような目。でも此方も負けず劣らずの美人だった。

彼は布団を上から引き剥がし、言うことを聞かない体を抱き上げる。上機嫌に項に顔を埋めて、喉を鳴らした。相手に見せつける様に。

今の状態でそんな事をしたら……。

「今此処でお前を殺しても構わないのだがなぁ!!」

空気が震撼する。曇り硝子が一瞬にして砕け散り、廊下に吹き飛んだ。それでも彼の気は収まる事を知らず、抜け落ちた木枠を震わせていた。

恐る恐る体に絡まってる男を見る。怯えるどころか交戦状態。今にでも相手とやり合おうと熱を上げていた。

「まぁ良い。朝餉だ。精のつくもので良いか?」

「うん」

先に矛を納めたのは青髪の彼だった。まだ目付きは鋭いが、今は休戦を決めてくれた。今はそれで良い……。それで。また互いが互い、瀕死の状態になる前にどうにか解決策を考案しないと……。

以下、何でも許せる方向け。


布団にくるまっていたら、こんな話が浮かびました。

結構深めのキスシーン。からの奪い合い。

過保護の極み。みたいなキャラが、奔放なキャラにトンビされるのが見たかった。

此方からは以上です。


時間がないので後から追記するかも知れません。

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