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登場人物一覧

本稿は、登場人物一覧です。

ネタバレを含みますので、本編を未読の方はご遠慮下さい。





・謎の暗殺者『ゾーア・レイデルガロー』:男/10代後半


レイデルガロー卿の養子で、英才教育を受けた暗殺者。

幼少期はデミトという名で、孤児院で育った。

類い稀な暗殺術を持ち、殺めることにも躊躇はない。


しかし、その実態は出自不明の暗殺者で、将軍への復讐を目論む。

存在しないレイデルガローを名乗り、姫に近付いた。

その目的は、女将軍の前で娘である姫を殺すことだった。

しかし、横槍が入って女将軍が死亡すると、目的も失ってしまう。

結局、彼に姫は殺せなかった。



・秘匿姫『ミレナ・エルド・ウェインズロッド』:女/10代中盤


姫。女将軍の娘。女将軍が皇帝の娘であるため、皇帝の孫にあたる。

ただし、女将軍には継承権がないため、自動的に彼女も継承権を持たない。

彼女は生まれてからずっと秘匿され、一才の外出も許されなかった。


だが、一部の者しか知らないが、実は女将軍と皇帝の娘。

姫自身もその事実は知っている。

いずれは、皇帝の娘として公表する予定だった。

皇弟派が執拗に追ってくるのもそのせい。

勿論、追手らはそのことを知らない。



・冷酷な女将軍『コナ・ドゥルト・ウェインズロッド』:女/30代後半


女将軍。皇帝の娘。

だが、妾腹には継承権がないという理由で、不遇な幼少期を送る。

そのせいか、幾分鬱屈した精神を持つ。

将軍の地位に就いたのも皇帝の血筋であるから。

ただ就いて以降、その有無を言わせぬ剛腕で恐れられる。


実はレイデルガローの名を頻繁に使い、虐殺していたのは彼女。

皇帝の私生児や皇弟の暗殺を目論む。

皇弟を暗殺し損ねた結果、皇弟は中央軍との繋がりを強固にしてしまった。

また、孤児院での皆殺しが、今回のゾーアの復讐にも繋がっている。



・孤独な騎士『ヴェルフェス・サジェス』:男/40代前半


姫の守護騎士。姫の幼少期から護衛している。

その姿は献身的なもので、騎士の鏡と言われるほど。

剣の腕はそれなりに強いが、協調性はない。

そのため、他の騎士からは少々疎んじられている。


実は姫に対して、個人的な感情を抱いている。

結婚しないのもそのせい。

作中では死にかけるが、ギリギリ生存して姫の行方を追っていた。

ラストは片目を失い、主君を失い、荒れた生活を送っているのが垣間見える。



・心配性の侍女『シェマ』:女/20代後半


姫の侍女。常に姫に付き従い、その一才の世話を行う。

世間知らずな姫をいつも心配している。

ゾーアやヴェルフェスに関しても、信用しないように進言していた。


実は裏切り者。皇弟派の送り込んだ間者だった。

逃げる際も、率先して他の侍女たちを犠牲にした。

最終的に彼女が残ったのは、彼女がそう仕向けたからである。

だが最後は、姫を売った相手に裏切られ、惨殺されてしまった。



・古き友人『セイバス』:男/10代後半


ゾーアの孤児院時代の友人。現在は、中央軍に所属している。


しかし、その真の姿はどこかの間者であり、何か特命を帯びている。

つまり、中央軍とは敵対、もしくは動向を探りたい何者かの犬である。

作中、ゾーアに刺殺される。

なお、中央軍と現地軍の争いの火種となった子供の殺害は、彼の仕業である。

ただし、直接手を下したわけではない。



・亡霊貴族『レイデルガロー卿』


レイデルガローの領主は誰も見たことがなく、その領地も知られていない。

多くの養子をとり、暗殺者の英才教育をしていると噂だけが一人歩きしている。


しかし、本当はレイデルガローという名の帝国貴族は存在しない。

亡霊貴族と呼ばれ、国内の後ろ暗い揉め事を一手に引き受ける緩衝材。

故に、レイデルガロー卿という者は存在せず、領地も存在しない。

実は女将軍こそが、頻繁にその名を使用していた。

皇弟派であるかのような噂は、女将軍の情報操作。



・『皇帝』


かなりの暴君で、共和国を潰す際もかなりの悪逆非道を行った。

皇弟・中央軍のクーデター発生時に死亡している。

作中には登場しない。



・『皇弟』


皇帝の弟。暗殺されかけたことで疑心暗鬼となる。

そのせいで、中央軍と太く繋がりってしまう。

軍の口車に乗せられ、クーデターを起こしてしまった。

結局、あとで軍に裏切られ、殺されることになる。

作中には登場しない。



・『マダフス卿』


皇帝派の貴族。女将軍を匿い、最終的には殺される。

作中には登場しない。



・『ロベントレーザ卿』


皇弟派の貴族。領地には渓谷を望む城塞都市がある。

作中は登場しない。



・『共和国大統領』


共和国はすでに存在せず、帝国の属国となっている。

大統領は公開処刑され、その家族も惨殺されている。

作中には登場しない。

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