第二章:登場人物紹介
10/10 8:00 リィズの信仰対象が間違っていたので直しました
尊種
エルドラ・フォン・ド・バウミシュラン(三百歳)
聖セドラニリ帝国高官にして第五位魔術師。
邪神崇拝の教団を相手によく殲滅戦を仕掛けていた。誤射しないだけでヒーロー度があがるように見えているが、それは全くの気のせいである。湯浅の顔が見れてご満悦。
信仰は【叡智神】
アンガルモ・エルシナル(四百歳)
聖セドラニリ帝国高官にして第八位魔術師。
戦闘スタイルは長剣に炎を纏わせて戦うゴリゴリの近接。
ハイエルフにしては温厚かつ物腰が柔らかい。
信仰は【陽光神】
リィズ(二百五十歳)
聖セドラニリ帝国高官にして第六位魔術師。
魔力の保有量や属性においてエルドラに劣っていることに強いコンプレックスを持っている。回復の為に露出度の高い服を着用せざるを得ないこともストレスに拍車をかけている。
信仰は【叡智神】と【技巧神】の重複信仰。
地球人
田中太郎(二十歳)
退屈で平凡な日常から一転、裏社会のスリルに魅せられてしまった邪悪な人物。低いレベルと平凡な顔立ちゆえになかなか捜査にあがらなかった。
三竜になんらかの形で関わり、国家転覆を計画していた。なお、転覆した後のことは考えていない。
三竜の件で恨みを買い、報復を受けて殺害された。
信仰は【堕腐神】
湯浅の母
肝っ玉お母ちゃん。末の娘が冒険者になった時は不安で夜も眠れなかった……ということはなく、娘はちゃっかりしているしなんだかんだ強いから大丈夫と謎の信頼を寄せている。
婿はイケメンであることを願っている。
原初の迷宮攻略者
湯浅奏(二十歳)
ドバイに旅行に行ったら、泊まった先で事件に巻き込まれる極度に運が悪い子。最近は前ほどめんどくさがらなくなった。
無口、聖騎士というイメージが先行しているせいで、私服でうろついていても正体がなかなかバレない。
信仰は無し
アレクセイ・ベルナーシェクス(三十歳)
チェコ共和国出身。二つ名は〈最低最悪〉
カースドアイテムである呪われた剣を振り回し、善人であろうと悪人であろうと等しく斬る。好きでも嫌いでも斬る。だって剣が血を求めているから。
人に特攻を持つスキルを数多く所有しているが、一応はまだ人間らしい。
過去に一国の大統領を切って危うく世界大戦を起こしかけたので、国際的に指名手配されている。
信仰は無し
翠花(??歳)
中国武漢市出身。二つ名は〈桃源郷〉
三竜に対して憎悪を持ち、外側に対して良い感情を抱いていない。
モンスターテイマーで、多くの魔物を従える実力を持つ。
過去にアレクセイと街中で殺し合いをしたことで指名手配を食らっている。
信仰は【暗月神】。階級は『代行者』
今は行方を眩ませている。
ルカ・アレクサンドロヴィッチ・バーベリ(三十一歳)
ロシア国出身。二つ名は〈永久凍土〉
軍人ではあるが、どの隊に所属していて階級がコロコロ変わることで有名。たいていは気に食わない奴を殴るせい。
ウォッカが大好きで、酔えなくても飲んでる。むしろ、酔わないからたくさん飲めることにニッコリしている。
冒険者のなかで、珍しく遠距離狙撃を得意とするなどなかなか謎に満ちている。
今は行方を眩ませている。
シンディ(四十歳)
アメリカ合衆国出身。二つ名は〈大食らい〉
ダイナマイト級と称される身体を活かした重量に物を言わせた攻撃が得意。アフリカ系のルーツと女性という生い立ちから苦労が絶えなかったらしく、三竜でヘイトクライムを向けられるアジア人女性を守る活動に励んでいたのは過去の話。
ノリで自由の女神像を破壊してしまったことは反省している。
信仰はキリスト教。学生時代は教会の手伝いをしていた。




