3/3
my spring tree
「小鳥遊乙葉です!よろしくお願いします!」
シェアハウス、cloverにやってきたひとりの女の子。
そよかちゃんは乙葉ちゃんの才能を見抜いたようで、洋服店Raffineを経営する私に
「乙葉ちゃんを、Raffineの店員としてどうでしょうか?」
そんなことを言ってきた。
人手も足りていなかったから、とても良いアイデアとは思ったけれど…乙葉ちゃんには、本当に素晴らしい才能があった。
「そよかちゃん」
「はい!」
「乙葉ちゃんを、よろしくね」
「もちろんです!」
きっと、素晴らしい才能を開花させてあげる。