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疑心暗鬼の嵐の中で人は新たに生まれる
何かしていても反応がないのは
本当に動き出すほど何かをしていないから
この潜在期間の苦しさに人は疑心暗鬼になってしまい
やられてしまう
どうにもならないほどに
そこでは自分しか頼りにならない
どうにもならないほどに
そこでは何かを見つめ続けないとならない
そしてどうにもならないほどに
そこでは孤独を感じる
寂しさなどに転嫁しようものなら
目的地はどこか遠くへ
寂しさというのはなんとかできるもので
孤独とは違った代物
人は孤独の中で何か新しいものを得ていくのだろう
どうしようもないほどに
それは仕方ない真実
どうしようもないほどに
逃れられない事実
そんなこと言われなくてもわかっているよ
そんなことをいう暇があったら
どうしようもない
孤独の中で何かをつかんでくれよ
そして僕らに何かを与えておくれ
それができないなら
僕らにかかわらないで
寂しさを紛らわしてせめて
少しでも何か心があるなら
どうしようもない孤独と闘っている先駆者たちを
応援でもしておくれ
邪魔にならない程度に




