6/187
世界の部分はどこに
世界の部分、部分は
僕たちの眼には
それがかなりの一部でも
たとえ大切な一部であっても
どこにつながっているのか
ということすら
本当のところは
わからないでいる
だから
いつの日にか
見えてくるものもあるのだろう
その未来の形に
実は僕たちは震えおののき
来るべきものに備えるのが
人生だといえるのだろうか
やがて見えてきたものは
一体何なのだろうか
そして僕たちの一つ一つの
勇気があつまって
そこに何かを
作り上げていけるの
かもしれない