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妄想から解き放たれる詩 イン  作者: きるけ
未来
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単純なんだ

半分自分に言い聞かせています

単純なんだ

単純なんだ

単純なんだ


道には土があって

道には草があって


お空には雲がある


つらいことばかりが

心にささるけど


道には草しかない


とまることがない人の願い

絶えることがない人のエゴイズム


確かになったことは誰もが

道の草のことなど気にかけなくなったことだ


止まること流れている空の雲を

誰もがみなくなったことさ


大切なことといいながら

なぜ僕らはいつも


この空の先やこの土の先に

何があるのか考えないのだろうか


ああ 自然にまかせ生きていこうよ

何一つ必要なものは

どこにでもあるわけだし


どこにいったとしても

つかめられるものだし


お金だけでないと言いながら

なぜ夢も切り売りするのか


心が大事と言いながら

不幸なニュースを読むのか


答えはすぐそこにある

だから見つめていこうよ


何一つ知らないことだっていいさ

何一つわからないことだって問題ない


ただ歩き続けていくことだけで

すべてかわる


人のことなんか気にしないでいい


誰かの悪さなんて

気にしても何もならない


それは空の先にないから

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