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人が巨悪や悪を裁きたくなるのが本当はそこに自分をみている
結局今みている世界での出来事だと
おもっていることは
それがたとえ汚職や殺人などの
悪の事件であっても
具体的な裁こうという行動として
口に出さないにしても
それを裁きたくなるのであれば
その裁く対象は実は、悪そのものかもしれないが
自分の悪い部分や改善したいと願っていたもの
または自分が理想にして暖めていたものを
変な形で実現したそういうものなのかもしれない
もしそうでないなら
そういう心を持つ人を人を憐れに思うのが
人情ではないかと思うから
赦せないと認めないと思う心は
その対象が自分が我慢し
何とかしようとしているものを
平気で行動しているのが赦せない
のだから自分のそういう部分を赦せるように
人がなれれば
人は本来ゆくべきその先に進めるのかもしれない




